【アンパンマン】大人になった今、アンパンマンをもう一度考える。

小さいころに大好きだったアンパンマン。

あの頃は何も考えず、「悪いやつはやっつけろ!」で、やっつけてしまえば「ありがとうアンパンマン!」と無邪気に思っていたわけですが、今になって振り返ると、アンパンマンの物語における深さを強く感じてしまいます。


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アンパンマンは本当に正義か?正義とは何か?

そもそもアンパンマンの掲げる”正義”って何なんだろう?と考えさせられますよね。

やなせたかし先生は、「正義とは、おなかが空いた人に食べものを差し出すこと」としているそうです。

確かに、そのような献身的な行為は、善なる心に満ちあふれているか、根っからの悪人かのどちらかしか出来ないでしょうね。

もちろんアンパンマンは善なる心に満ちあふれているんだと思います。

しかし、その物語を見て私達が受け取るメッセージはどうでしょうか。

アンパンマン=清潔、ばいきんまん=不潔、というイメージが植え付けられていますし、実際にそうなのかもしれませんけど、あの頃の僕たちは何も考えずに「ばいきんまんは悪いやつだ!」と決めつけていたかもしれません。

今、振り返ってみると、アンパンマンはアンパンマンで、悪い部分もあるのではないか?と考えるようになりました。

もちろんアンパンマン=神様ではないので、欠点はあって当然ですから、そこを認めないわけではないです。

でも、そこを見落としてしまっては良くないのかな、とも思うんですよ。

  • 多くの人にとって“正義”とみなされることを“正義”として、振りかざしている(厳密には正義ではなく多数決)
  • 泣いている、困っている、という人物を無条件に味方する
  • バイキンマンに対して「話しあおう、分かり合えるまでゆっくり」などといったセリフを聞いたことがない
  • 最終的には暴力に解決策を求めてしまう

確かに、ばいきんまんはいきなり住民を襲ったり、イタズラしてしまうような”悪い子”なんですが…。

もう少し「話し合い」というステップを踏んでから実力行使に移っても良いような気がしますよね。

もちろん、価値観が違いすぎて分かり合えず、仕方なく暴力に頼るケースはあると思うんですけど、アンパンマンに関しては、「分かり合えないことを前提としてバイキンマンと向かい合っている」ような気すらするんですよね。

放送時間の尺などもあるので、毎回話し合いを挟むのも難しいのかもしれませんけど。

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バイキンマンは悪か?

で、次に気になるのは、バイキンマンは本当に悪なのか?という部分。

大人になって冷静に物事を見る癖をつけるようになってから、そのあたりが不明瞭になってきました。

たしかにバイキンマンの友達は、かびるんるんやホラーマンのような、俗にいう“いい印象のない人達(悪い印象の人たち)”なわけですけど。

だからといって、それはバイキンマンやかびるんるんが悪いやつである、ということにはならないですよね。

印象で損してるというのは事実だと思います。

で、イタズラ好きなので、周りの人に迷惑をかけてしまうのもまた事実。

しかし、彼には彼の理由があるんじゃないでしょうか。

今、バトワンがアンパンマンの立場だったとしたら「バイキンマン、どうしてそんなことをしようと思ったの?」と理由を聞いてみたいところです。

第一話を見て圧倒的に印象が変わってしまった!

正直、バトワンはアンパンマンの第一話を見て驚いたんですよね。

イタズラをしたバイキンマンを、アンパンマンが懲らしめた…というストーリー。

ここまでは良かったんですが、その後。

手も足も出ないバイキンマンを、ジャムおじさんやバタ子さん、アンパンマンも含めて寄ってたかって洗濯機の中に入れ、苦しがるバイキンマンを見て笑顔で笑っている…という描写があったはずです。
(間違っていたらごめんなさい、でもこんな感じだったはずです。)

この印象が強すぎて、素直にアンパンマンを正義と見れなくなってしまったんですよね。

力の弱いバイキンマンのほうがむしろ、やられてもやられても何度でも立ち上がり、努力に努力を積み重ね、新しい発明を開発していく…そんなヒーローのように思えました。

必ずしもバイキンマンが正しい!というわけでも、アンパンマンが悪い!というわけでもないのですが、こういった視点で見てみると、アンパンマンには違った見方が出来るのかもしれません。

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【アンパンマン】キャラクターの一覧表!人気があったら更新します。