ワンピースの中でも謎が残るポートガス・D・エースの立ち位置。
彼は生前、白ひげを海賊王にするという信念のもと動いていました。
そして、彼の立ち位置は白ひげ海賊団二番隊隊長。
なぜ新参者のエースが突然二番隊の隊長になれたのでしょうか。
今回はそのあたりを考察していきます。
◯【ワンピース】クロコダイルにまつわる謎と伏線、不敵に笑う砂の王![超考察]
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二番隊は欠番だった、という事実について!
以下のカットを確認していただければ一目瞭然でしたが、エースが白ひげの船にのったばかりの頃は、白ひげ海賊団の二番隊隊長はずっと欠番であったことが判明しています。
ワンピース57巻より引用 二番隊隊長は欠番だった確固たる事実
このカットが存在することによって、二番隊に前任者が存在していた
それでは二番隊の前任者は一体誰だったのでしょうか?
まずはこの要素を頭に置いたまま、次のカットを確認してみましょう。
ワンピース57巻より引用 クロコダイルと白ひげの因縁
このコマを確認していただけると分かる通り、クロコダイルと白ひげに並々ならぬ因縁が存在していることがわかります。
どちらかというとクロコダイルが過去白ひげに挑み、敗北した…という流れであると捉えるのが自然でしょう。
これは超低確率でクロコダイルが白ひげの船の二番隊隊長であった時期があることを示唆しています。
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なぜ白ひげ海賊団にいた黒ひげと面識が無いのか
黒ひげとクロコダイルの対面がインペルダウンにて行われています。
しかし、黒ひげはクロコダイルとの面識がない様子。
ワンピース57巻より引用 クロコダイルと黒ひげはインペルダウンで初対面の様子
黒ひげは白ひげ海賊団に二十年以上も所属していました。
にも関わらず、クロコダイルとの面識が無いということは、クロコダイルと白ひげが戦ったのは20年以上前である、ということになります。
この時クロコダイルは26歳、エースより少し年上くらいといったところになります。
彼の能力であれば、この時点で白ひげ海賊団二番隊の隊長を務めていてもおかしくありません。
ワンピース60巻より引用 クロコダイルは元新世界の海賊であった証拠
このカットが存在することからも、白ひげと何かしら一悶着あったことは確実であると考えられます。
これがもしかしたら、イワンコフの“弱み”発言と絡んでくるのかもしれません。
ワンピース55巻より引用 クロコダイルの弱みを握っているイワンコフ
このカットからクロコダイルは元女性ではないか?という説に派生しています。
◯参考記事:【ワンピース】クロコダイルのオカマ説は真実か?女性だった過去の可能性に迫る!
仮説を立ててみます
上記の内容を踏まえると、ある仮説が浮かび上がってきます。
例えば、以下のようなシナリオはどうでしょうか。
- クロコダイルは今から20数年前(黒ひげが白ひげの船に乗る以前)白ひげ海賊団二番隊隊長だった
- クロコダイルは女性であることを隠し、男装して白ひげの船に乗っていた
- それに気付いた白ひげが、ある日クロコダイルを追い出した(この時決闘するが敗北)
- その後イワンコフの手によって性転換ホルモンにより完全に男性化した
このような流れであれば、充分にクロコダイルが白ひげ海賊団二番隊元隊長であってもおかしくありません。
この流れ自体にはまだ決定的証拠はありませんが、充分に機能している仮説であるといえるでしょう。
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