過去の考察の中で、すでにいくつかの“サンジ奪還ルート”を提示してきた。
◯【ワンピース】運命の特異点、サンジを奪い返す4つの方法と道標。
もし奪還の流れに乗るのであれば、これらのいずれかのルートを通るのが現段階では自然だと思う。
今回は上記考察の中から、最後に触れた“サンジ親離れのシナリオ”についてピックアップして考察していきたい!
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サンジ親離れのシナリオ、チビナスからの卒業式。
サンジは既に自立した大人だ。
これはすでに明白な事実であり、誰しもがそう認めていることだろう。
でも、今回のサンジの対応を見ていると、当然ながら“ゼフが心配”って気持ちがむちゃくちゃ大きい様子。
自分を大切にしてくれた恩人だもん、この気持ちは当然なはずで。
ワンピース8巻より引用 サンジにとってゼフは本当に大切な人。
自分の足をと引き換えに、サンジの命を助けてくれた。
この出来事は、ジェルマでの経験によって自尊心が損なわれていたサンジにとって、かなり強烈な体験だったはずだ。
- ゼフのために死ぬくらいのことをしないと恩返しできない
- ゼフのためになら夢を捨てるなんて容易いこと
サンジの中にはこういった感じの感覚が古くから渦巻いていて。
2年の冒険を経た今であっても、この思いは変わらないんじゃないかな?
でも、おそらくこのことを知ったらゼフはそれを“良しとしない”と思うんだよね。
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ゼフはサンジに夢を追ってほしい!
ゼフは面と向かっては口にしないけど、サンジには「夢を追ってほしい」と思ってるんだ。
同じ夢を持っていたチビナスに対して“足一本”を賭けた無人島。
ゼフの足には“仲間と戦ってきた歴史”とかがあっただろうし、ゼフ的にもかなり“自慢の赫足(あかあし)”って感じだったはずだ。
でも、ゼフはその足一本をサンジの命と交換した。
ワンピース7巻より引用 ゼフは自らの赫足とサンジの命を交換した。
この行為はゼフにとって“夢を託す行為”だったに違いない!
ゼフは自身の夢をサンジに託し、どうかオールブルーを追いかけて欲しいと思ってたんだ。
だからゼフは自分の出来る技術や、知っていることの全てをサンジに教えようと考えたんだろう。
そして、ルフィたちがバラティエを訪れた時にはすでに、準備は整っていた。
ワンピース8巻より引用 サンジの噛み殺した槍…そして今も再び…
“ゼフへの恩返し”という理由でバラティエを離れようとしなかったサンジ。
しかし、本当の恩返しとは何か?と考えた時に、バラティエに残ることが恩返しになるとは言い切れない。
実際にゼフもそれを「くだらねェ理由」と断言している!
色々な考え方があるとは思うんだけど、ゼフはオールブルーを見つけ出して欲しいんだろうなぁ…って思うよね。
それがゼフに対する何よりの恩返しだと思うんだよね。
かといってサンジが簡単にゼフを見捨てられるようならば今のような状態にはなっていなかったはずだし…。
今の状況を見たらゼフは言いたいことが色々あるんだろうな。
- 「自分の身くらい自分で守る!」
- 「恩返しを勘違いするな!」
- 「てめェの足は何のためについてんだ!」
もしこれらのメッセージがゼフからサンジに届いたとしたら、サンジはどう対応するだろうか。
“親離れ”と表現するとちょっと違うかもしれないけど、サンジに与えられた“もう一つの選択肢”が、かなり厳しいものであることは疑う余地がないだろう!
ゼフの安全を取るか、ゼフの夢を叶えるか。
今になって…って感じかもしれないけど、ある意味ではこの二択を突きつけられている状況であるともいえるかもしれない!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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