「海には 誰もいないよ!!」
オハラのバスターコールはぶっちゃけ相当むごたらしいものだったことだろう。
漫画だから見れるけど、もし実写だったら相当の規模の大破壊だった。
そんなオハラの生き残り、考古学者ニコ・ロビンは何を幸せと定義して今を生きているんだろうか!
【スポンサーリンク】
デレシシシ!ロビンの「幸せの定義」を考察してみよう!
オハラのバスターコールの際に出会った巨人、ハグワール・D・サウロ。
彼の導くままに、ロビンは海に出たんだったよね。
せっかく会えた母親ニコ・オルビアも殺されてしまったし、この時のロビンの胸の内には絶望と恐怖しかなかったんじゃないかな。
ワンピース41巻より引用 まだ見えていない未来の「仲間」を示すサウロ
この時サウロが放った「仲間に会える」という言葉は、最終的にロビンを救うことになったと思う。
ずっと閉ざしていた心をルフィたちに開くことが出来たのは、ロビンにとって大きな前進だよね!
未来のことはわからない。
でも、素晴らしい未来がロビンにもあるってことを、サウロは示してくれたんだ。
ワンピース41巻より引用 サウロの真似をして笑うロビンが…。
今でこそクールビューティって感じのロビンだけど、当時のロビンは普通の女の子。
寂しい・辛い・怖い・痛い・お腹すいた・オハラに帰りたい…などなど、色々な想いが混沌として頭の中を駆け巡っていたんじゃないかな?
当時のロビンの感情に寄り添えば、この笑顔は相当に見ていて胸が痛い!
【スポンサーリンク】
仲間に出会えたロビン
地獄のようなバスターコールをくぐり抜け、殺伐とした少女時代を生き抜いてきた。
以降、アラバスタでルフィと出会ってからいつしかその絆はホンモノになり、エニエスロビーで胸の内をさらけ出したんだ。
「生きたい!私も一緒に 海へ連れてって!!!」
感情を表に出してこなかったロビンが、初めて見せた激情。
これを最終的なきっかけとして、ロビンはルフィ達と共に生きることを決めたに違いない!
ワンピース41巻より引用 ロビン仲間入りの有名なシーン。
ちなみにルフィはロビンからこの言葉を引き出すために、エニエス・ロビーの旗を“火の鳥星”で撃ち抜かせた。
これはつまり“自分たちの立場をロビンと同じにする”という意味があったと思う!
ロビンの判断の前に撃ちぬくことで、自分たちを“世界政府に宣戦布告した極悪人”という立場に押し上げ、どっちみち世界政府から“始末する対象”として認識されるように仕向けた。
これはロビンの視点から見ると“助けてもらっても助けてもらわなくても、どっちみちルフィ達は世界の敵”ってことになる。
ルフィたちも相当なリスクを背負ったけど、これによって凍りついたロビンの心を溶かすことが出来たと思うんだ。
今はすっかり仲間になれたね!
こういった経緯もあり、ロビンはルフィたちの正式な仲間になれた。
ずっとそうしたかったけど、出来なかったんだ。
ルフィ達はずっとロビンを認めてたんだけど、ロビンが自分を認めてなかったから。
2年後のロビンの笑顔が幸せそうで眩しい!
ワンピース818話より引用 今はすっかり仲間になれたロビン!
ロビンはかなり不遇な人生を歩んできた人物だと思う。
だからこそ“当たり前”のことが“ありがたく”感じるんじゃないだろうか?
彼女の夢は“空白の歴史の解明”だといわれているけど、彼女の幸せは“それを追い求めながら、一人じゃないことを実感すること”なんじゃないかな。
愛を与えられた経験が少ないロビンだからこそ、ルフィ達との時間は“愛を感じられる時間”だと思う。(仲間愛だけど、それも愛には違いない)
今の彼女は空白の歴史を追いながらも、愛情を与えられる幸せを噛み締めている段階なんじゃないかな!
【スポンサーリンク】
バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!