リーブオアライフ。
今回の835話では、寿命を納めるorトットランドを去るかの二択を選ばされている人々が描かれていた。
今回はこの辺りについて、細かく掘り下げていきたい!
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リーブオアライフ?楽園という名の牢獄」について。
「楽園という名の牢獄」とは、バトワンが以前ユメユメの実仮説を提示した時に、同時に閃いた概念だ。
なんか難しい専門用語があるかもしれれないけど解らないので、バトワンが考える“楽園という名の牢獄”という概念について説明していく!
まず、この概念は一般市民たちに「私達を支配してください」と言わせるところに主眼がある。
ちなみに以下のカットの女性の口元にも注目したい!
ワンピース835話より引用 笑顔で寿命を差し出す女性
彼女は“ビッグマムの代理人”に、寿命を捧げるorここから去るの2択を迫られた。
そして、寿命を差し出すことを選んだんだ。
で、彼女は寿命を差し出しているのに、穏やかな…むしろ幸福感を感じているかのような表情をしている点を忘れずにいたい!
なぜ、寿命を差し出しているのに、笑顔でいられるのか?
これこそが“楽園という名の牢獄”観念の恐ろしいところだ!
ビッグマムの掲げている“世界中の全種族が差別なく暮らせる国”というスローガン。
そして、ショコラタウンを代表とする、文字通り“夢のようなお菓子で出来た美しい国々”。
なんなら他にも、魂を差し出せば好きなものを好きなだけ利用していい…みたいなルールもあるのかも。
トットランドに暮らす人々は「夢のような国から去るくらいなら、寿命を差し出したほうがマシ」と思っているのではないか?
人間は目先の快楽に弱い。
遠くにある寿命なんて、トットランドの人々から見えなくなっているのかもしれない…。
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自ら列をなす人々
魂を捧げるために自ら列をなす人々がいる。
そして、満足気に寿命を収めていくという異様な光景。
これは、人間の欲望を利用した、巧妙な支配システムなのかもしれない。
ワンピース835話より引用 魂を捧げるために自ら列をなす人々
“トットランドを去る=殺される”みたいなルールがある可能性もあると思うけど、そっちは一旦置いておき、列をなしている人々は、トットランドから去りたくないはずだと仮定してみる。
そうすると、寿命を納めた彼女が満足気な顔をしていた理由にも合点がいくんじゃないだろうか!
一度“快楽漬け”にされてしまった人々は、なかなか普通には戻れない。
今の生活水準を守ろうとするのが、大多数の人間の考え方だと思う。
そうした時に、ビッグマムの元で得られる“幸福”が、他では得難いほどのレベルに達していたとしたら…。
その時はきっと今回の835話で描かれたように、寿命を失ってもトットランドに残りたい…という人が、亡者のように列をなすのかもしれない…。
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バトワン世界の歩き方を追記!
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