【ワンピース】桜と髑髏から離れたケモノ。チョッパーの「幸せの定義」とは?

チョッパーに関しては、幸せそうな場面がちょこちょこ出てくるよね。

褒められ耐性がないというか、まぁお調子者なところもあるし、それはそれでチョッパーらしい感じ。

チョッパーの夢は“万能薬になること”なわけだけど、これまでの法則を踏まえると“万能薬になるまでの過程”に本当の幸せが転がっているような気がする!

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桜と髑髏から離れたケモノ。チョッパーの「幸せの定義」とは?

思うがままに旅に出た。

バケモノと虐げられてきた自分のあるがままを受け入れてくれたルフィたちについていくと決めたんだ。

その背後には、大好きなDrヒルルクに誤って毒キノコである“アミウダケ”を食べさせてしまい、その生命を奪ってしまったことが大きく影響していると思う。

16チョッパー
ワンピース17巻より引用 チョッパーはアミウダケを薬と間違えて食べさせてしまった。

この時のチョッパーは相当に辛かったことだろう。

そして、その辛さをバネにして医学を学び、Drくれはもお墨付きの医者になれたんだ。

そんなタイミングで現れたワポルという悪と、それを倒してくれたルフィ。

きっと、当時のチョッパーにはルフィが“ヒーロー”のように見えたに違いない!

16ヒルルク
ワンピース16巻より引用 ヒルルクの言葉を思い出すチョッパー

当然ながら、この時のヒルルクの言葉も脳裏をかすめたことだろう。

髑髏をかかげたヒーロー、モンキー・D・ルフィ。

ヒルルクの命を誤って奪ってしまった過去を本当の意味で乗り越えるために、チョッパーは万能薬になるための旅に出た…って感じだと思う。

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桜と髑髏から離れて

ヒルルクを慕いその後を追い、次はルフィを慕ってその後を追ってきた。

でも、シャボンディ諸島での圧倒的惨敗が、チョッパーを変えることになったと思う。

それは以下のカットからも推察できるんじゃないかな?

61チョッパー
ワンピース61巻より引用 チョッパーは自分の意思でバケモノにだってなりたいと決断した!

Drくれはには、バケモノになることを止められていたチョッパー。

でも、ルフィたちと旅を続けていくに連れて、自分でソレを選ぶことが出来るようになったんだね。

誰かの後をついてきた“可愛いチョッパー”から、ちゃんと自立して考える“強いチョッパー”への精神的成長。

そして、この精神的成長に伴って、戦闘能力もアップしているように見受けられる。

このあたりは解釈が様々だとは思うけど、ヒルルクと離れ、くれはと離れ、そしてルフィと離れてひとりになったことで、自立することが出来るようになったと読むことが出来るかもしれないね!

チョッパーにとっての幸せの定義

チョッパーは基本的にちょっと褒められるだけで有頂天になってしまう癖があるから、常に幸せそうに見える。

でも、実際のところ“本当の幸せ”と呼ぶことが出来るのは、やはり“誰かの役に立てた時”なんじゃないだろうか?

自分がどうこうしたい!っていう感覚じゃなくて、誰かの為に何かをしてあげたい。

軽く褒められただけでも嬉しいけど、努力した結果褒められたほうがもっと嬉しい。

万能薬になる目標は変わることはないけれど、チョッパーにとって最も得意とするスキルが“医学”なだけであって、実は“誰かの役に立てれば嬉しい”って一心で頑張っているだけなのかもしれないね!

奉仕の精神。

そこにチョッパーの“幸せの定義”があるような気がしてならない!

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