【ワンピース】湯けむり殺人事件の強さ&目的考察、カバジの用いる目眩まし!

しばしば指摘してるんだけど、そこそこ強力なキャラっぽい印象があるカバジ。

今回は彼の技の中から“湯けむり殺人事件”について触れていきたい!

この攻撃は卑劣…。

…うん、卑劣ではあるんだけど…?

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湯けむり殺人事件の強さ&目的考察、カバジの用いる目眩まし!

この技が登場したのはワンピースの3巻。

もう序盤も序盤のバギー海賊団とのバトルにおいてだ!

この時点ですでにワンピースは面白かったんだけど、この戦いはある意味“海賊の世界観”を良い感じで表わしているといえるかもしれない!


ワンピース2巻より引用 湯けむり殺人事件を使った感じはこう!

カバジの使用する“湯けむり殺人事件”という技は、剣を地面に突き立てて、それを思い切り振り上げることによって砂煙を巻き上げ、相手の目を眩ませることにその骨子がある!

以前考察した“火事おやじ”も似たような側面があると思うけど、こっちはもっと露骨だね!

これまでのバトル漫画の価値観なら「目眩ましなんて卑劣な!」なんて思ってしまうところ!

しかしともあれ、海賊の世界観は“スポーツではない”んだよね…!

“勝った者が勝ち”という過酷な生存レースの中を戦い抜いてきたカバジだからこそ、この技を使うことにも躊躇いがなかったのかもしれない!

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卑怯な敵が反則負けになるなら良いが…!

んで、まぁ他にも色々あるんだけど、この過酷さを明確に表わしているのは以下のカット!

これまでもルフィvsクロコダイルの戦いとかでも“毒の使用”とかで卑怯or卑怯じゃないの論争は巻き起こっていたと思う。

しかし、以下のカットを踏まえた時点で“卑怯・卑怯じゃないは論点じゃない”とうことが確定されたんじゃないかな!


ワンピース819話より引用 卑怯な敵が反則負けになるような世界じゃない!

上記のカットは物語も後半の海、ゾウ編にて語られたイヌアラシ公爵の一言だ。

そうそう、カバジが体現していたのはまさにコレなんだよね!

卑怯な敵が反則負けになるなら良いけど、世界はそんな場所じゃない。少なくとも、今のところは。

人道には反している考え方かもしれないけど、海賊の世界にはこの“前提”があるんだ。

だからこそ、勝ちに繋がるならいくら卑怯でも構わない…といった考えなんじゃないだろうか!

いくら卑怯だろうが、勝つことが全てだし勝たなければ死ぬ。

バギー海賊団はわりとコミカルに描かれているけど、それでもそんな死線をいくつも越えてきた…みたいなバックグラウンドがあるのかもしれないね!

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