【ワンピース】無我の境地を目指して。ゾロにとっての「幸せの定義」とは?

世界一の大剣豪になること。

それがゾロの夢というか目標なわけだけど、これにもまた色々な意味があると思うんだよね!

ゾロは世界一の剣豪になろうとしているわけだけど、それを通して“どのような自分”を確立しようとしているんだろうか!

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無我の境地を目指して。ゾロにとっての「幸せの定義」とは?

ゾロを見ている限り、敵に勝ったからといって「よっしゃ、オレ強ェ!!」みたいになったことは一度もない。

自分の強さをひけらかそうとするような素振りもないし、むしろ“自分に厳しい”印象を受けるよね。

これは、ゾロが単純に世界一の剣豪を目指している“だけ”ではないことを表してるんじゃないかな?

48ゾロ
ワンピース48巻より引用 ゾロは勝利した瞬間にも気を抜かないばかりか、相手のことをリスペクトする!

勝利しても気を抜くどころか相手をリスペクトすらするのがゾロの心意気。

もしゾロが手段を選ばず“最強という称号だけ”を求めているのであれば、このような感覚は芽生えにくいんじゃないだろうか?

ゾロは世界最強の大剣豪になるという大目標に向かうにあたって、その“プロセス”とめちゃくちゃ大事にしているような気がしてならない!

では、ゾロはどのようなプロセスを経て世界最強の大剣豪になろうとしているんだろうか?

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ゾロは無我の境地を目指している?

ゾロを見ている限り、自分の煩悩を断ち切ることと、世界一の大剣豪になることが密接に結びついているように感じる。

技の名前も三十六煩悩鳳(ぽんどほう)とかあったりするし“無我の境地””を目指している気がするんだよね。

76ポンド砲
ワンピース76巻より引用 ゾロの煩悩鳳の由来もここから来ている気がする!

色即是空、空即是色。

全ては無であり、無は全てである。

大剣豪を目指すプロセスにおいてゾロが辿り着いた道は、こういった方向性に向かっているように見えるんだ。

世界一の大剣豪になるために必ずこの道を通らなければならないかどうかはわからない。

この道を通ったからといって、世界一の大剣豪に慣れるとは限らない。

でも、少なくともゾロにとって“無我の境地”を経由して世界一の大剣豪になることが、一つの重要なファクターになっていると思う!

冷静さもここから来ているはず!

以下のカットはゾロの性格をよく表していると思う。

信じるも信じないも、全てはニュートラルな状態からブレないようにすること。

これはすなわち、過剰な信頼&過剰な疑いを持たないということに直結してきそうだ。

“想定外の事態が起こることは想定の範囲内”といった感じの価値観だよね!

36出足
ワンピース36巻より引用 このセリフはゾロの性格をよく表していると思う

上記のカットは“無我の境地”に繋がる価値観を研ぎ澄ましているゾロだからこそ出来た判断だったと言えるかもしれない。

ゾロが歩んでいるのが“無我への道”ということであれば、彼の幸せの定義を推察するのも難しいんだけど、少なくとも今のゾロは“幸せ”であると言っていいと思う。

“己を高め続ける終わりなき道”を歩みつづけている以上、ゾロは幸せなんじゃないかな。

普通の人が考える“幸せ”とは違う形だとは思うけど、ゾロは自分の武士道を貫きながら、着実に前に進んでいるいえるはずだ!

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