【ワンピース】3D2Yに関する謎と伏線、または“鐘”の持つ意味について。

エースの死後、ルフィはジンベエ、レイリーとたったの3人でマリンフォードを訪れ、水葬の礼を行いました。

603D2Y
ワンピース60巻より引用 マリンフォードの広場にて黙祷するモンキー・D・ルフィ

この黙祷は海軍にしてもそうですが、世界中に対する宣戦布告である、とされていますね。

しかし、これは本当にそれだけの意味なのでしょうか。

今回はルフィの3D2Yにまつわる伏線“鐘”の持つ意味について考察していきます。

【スポンサーリンク】

3D2Yとメッセージ

ルフィがマリンフォードにて世界中に発信したメッセージの意味を考察していきましょう。

まず、作中から読み取れる分は以下になります。

  • レイリー、ジンベエと共にマリンフォードに現れた
  • 軍艦を奪ってマリンフォードを一周した(水葬の礼)
  • ルフィは1人で広場の鐘”オックス・ベル”を16回ならした(16点鐘)
  • 戦争の傷跡の残る広場に花束を投げ込み、黙祷

これによって世界中のあらゆる場所にメッセージを送ったわけです。

ある者には再開の日時を、ある者には挑戦状を叩きつけたといわれています。

16点鐘について説明するキラー
ワンピース60巻より引用 16点鐘について説明するキラー

このように、キラー達にとって受け取ったメッセージは“時代の終わりと始まりの宣言”というものでした。

海軍のブランニューも同様の意味合いで受け取っています。

ワンピース世界での海兵の習わしとしてのルールは以下になるようです。

  • 水葬の礼は“死地の周りを船で一周”すること
  • 凶事が合った場合…鐘を2回鳴らす
  • 年の終わりと始まりに8回づつ、計16回鳴らす

そして、マリンフォード広場の西端にあるオックス・ベルについてもこのエピソード内に記されており、大昔に活躍した軍艦”オックス・ロイズ号”に取り付けられていた神聖な鐘である、とされています。

オックスとは日本語に訳すと牛、ロイズは日本語に訳すとロンドンにある保険業者を指すようです。

オックスは牛、と訳して良いのかもしれませんが、ロイズはこの場合“人名などの固有名詞”であると考えたほうが良いかもしれませんね。

で、軍艦ということは“世界政府の所有物”だった、と考えるのがナチュラルですが、この軍艦がいつの時代のものだったのか?によって、色々と意味合いを変えてきそうな部分です。

もし“政府が歴史をもみ消した”と考えられている空白の100年前後に活躍した船だったとするならば、非常に興味深いところですね。

空白の100年の前後には古代都市シャンドラの繁栄と衰退、世界政府の樹立など、非常に重要な出来事が多く起こっていますからね。

大昔に活躍した軍艦であり、かつ世界政府側の立場である海軍本部のマリンフォードに設置しているということは、過去に起こったと思われる世界政府vsDの一族の争いにて残された鐘である、ということでしょうか。

つまり世界政府を樹立した際に活躍した軍艦に乗っていた鐘を海軍本部にシンボルとして飾っということなのかもしれません。

となると、Dの一族から見れば、この鐘は“敵の船に設置されていた鐘”ということになります。

で、これに対して黙祷をするということは「時代の始まりと終わり」という意味の他にも倒れていったDの一族に祈りを捧げるといった意味もあるかもしれませんね。

【スポンサーリンク】

シャンドラの鐘について

鐘を鳴らす、と聞いて最初にイメージするのはやはり空島スカイピアの鐘ですね。

32シャンドラの鐘
ワンピース32巻より引用 空島スカイピアに残された鐘。オックス・ベルとはデザインが大きく異なる

空白の100年前後(およそ800-900年前)は、まだスカイピアは地上(青海)にあった島であり、ノックアップストリームにて空に打ち上げられ、島になったのはノーランドの生きた400年前である、ということになります。

ノーランドの発言曰によると、この鐘は元々ジャヤにあったことが判明していますから空白の100年の時代は地上(青海)に存在していたと考えるのが自然ですね。

また、この鐘の隣にはまだ海賊王になる前のゴール・D・ロジャーの手によって、ポーネグリフが刻まれていました。

真意を心に口を閉ざせ

我らは歴史を紡ぐもの

大鐘楼の響きと共に

神の名を持つ”古代兵器”

「ポセイドン」…そのありか

我ここに至り この分を最果てへと導く

海賊 ゴール・D・ロジャー
ワンピース32巻より引用 ロビンの解読した、ポーネグリフに刻まれていた文章

船と鐘がキーワード。

ポセイドンは魚人島にて=しらほしであると判明しています。

しらほしポセイドン66
ワンピース66巻より引用 現在の新世界にてロビンは、しらほしはポセイドンであることを突き止めた

ロジャーはしらほしの一族がポセイドンの力を持っていることを知っていたし、それを最果て(ラフテルではないかも)へ導こうとしていた、ということがこのポーネグリフから読み取れるわけです。

で、ロジャーの生きた時代としては既に世界政府が樹立が完了していた時代であることも作中で既に明らかになっています。

ポーネグリフを安置する場所として選ばれただけでもDの一族との強い関わりを感じる鐘ですが、その更に以前から存在しており、かつ滅びてしまった古代都市、シャンドラの遺物でもあることが非常に興味深いところです。

かつてのシャンドラにオックス・ロイズ号のような軍艦が大挙して押し寄せ、Dの文明を滅ぼそうとした…といったシナリオも考えられるかもしれませんね。

まるでオハラに対するバスターコールの時のように。

【スポンサーリンク】

オックス・ベルについて

オックスベルの鐘
ワンピース60巻より引用 マリンフォードのオックス・ベル。上に海軍のカモメの装飾が施されてある

シャンドラの鐘と比較してマリンフォードのオックス・ベルは随分小さく、さらに華奢です。

オックス・ベルは、軍艦に積んでいた鐘というだけあって、手で簡単に鳴らせるサイズのようです。

鐘の役割に関しては様々な説がありますが、現実世界では「信者に対して祈りの時間を知らせるための機能」を持っていたとされています。

ワンピースの世界には宗教の概念がまだ本格的に描かれている様子がありませんから、新世界にて新しく宗教問題についても取り上げるタイミングが来るかもしれませんね。

シャンドラの鐘にせよ、オックス・ベルにせよ、どちらにしても鐘には常に祈りという要素がつきまとっているようです。

オックス・ベルを搭載していた軍艦オックス・ロイズ号の活躍した時期に関しては残念ながらまだ明らかにされていませんが、以下のキラーのセリフから察する所、100年や200年前の遺物である可能性は低いのではないでしょうか。

オックスロイズ号は大昔の軍艦
ワンピース60巻より引用 オックス・ベルは大昔の軍艦オックス・ロイズに搭載されていた

私達が大昔というフレーズを聞いて思い浮かべるのは1000年前とか2000年前のような太古の昔のイメージが強い気がします。

この辺りは価値観なので個人差があると思いますが、1000年前といえば丁度空白の100年に差し掛かろうかという時代。

やはりオックス・ベルとオックス・ロイズ号は空白の100年と関連しているような気がしてなりません。

【スポンサーリンク】

3D2Yについて

ルフィはマリンフォード巡礼の一件の際、腕に3D2Y」というタトゥーを刻んで現れました。

これに関しては一般的に、3D=3Days=3日、2Y=2Years=2年というメッセージとして解釈されています。

しかし、果たしてこのメッセージは本当にこれだけの意味なのでしょうか。

613D2Y
ワンピース61巻より引用 3D2Yは本当に仲間達だけに向けられたメッセージなのか。

例えばエースのタトゥーに関しては以下のような特殊な記号を踏まえたデザインをしていました。

ACEのタトゥ
ワンピース18巻より引用 エースのタトゥはこんな感じ

このエースのタトゥは当初、ACE彫るつもりだったものをASLを彫りそうになり、途中で訂正した…と思われがちでしたが、現在ではサボの存在が明らかになったことによってAS・Lと入れていたタトゥを訂正したものではないか?という説が主流になっています。

だとすれば、ルフィのタトゥに関してもこのような裏設定があってもおかしくないな、と考えているところです。

3Dに関しては3人のDが死んだ、という意味で取ることも出来ますが、今現在判明している人物の中で死亡したDの一族はポートガス・D・エース、ポートガス・D・ルージュ、ゴール・D・ロジャーの3名のみだったはず。

怪しいポジションとしてサウロがいますが、まぁ昔のオハラなのでルフィとの接点は皆無ですから、彼の存在が組み込まれていることはまず無いでしょう。

上記のゾロが解釈しているとおりの意味合いである、という説が一般的ですし、バトワンとしてもそれが一番すんなり納得できるところだとは思うんですよね。

しかし、尾田栄一郎先生の伏線技術はハンパないわけですから、このタトゥーにもさらに隠された意味があってもおかしくないな、と勘ぐりたくなるところもあるのです。

もしかしたらこの辺りの設定が後から判明してくるかもしれないので、念のため可能性として記事に残しておきます。

【スポンサーリンク】