【僕のヒーローアカデミア】爆豪がデクに感じているある種の「恐れ」について触れてみよう。

口もめちゃくちゃ悪いし、自尊心も強すぎる。

あらゆるセンスが圧倒的な天才型なんだけど、爆豪はなぜかデクに対して“ある種の恐れ”を感じているように見えるんだよね。

このあたりは人それぞれ解釈に違いが現れてくるところだと思うけど、今の爆豪からはデクに対して感じている、ある種の敗北感を認めたくない、って感じが伝わってくる!

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爆豪がデクに感じているある種の「恐れ」について触れてみよう

爆豪を形成しているアイデンティティ的なもの。

それは「おれはすごい」って感覚だと思うだよね。

小さい頃から何でも出来たし、周りの人よりすごかった。

「他人よりすごい」ってことにより、爆豪は周りから認められて生きてきたわけで、それが彼にとっての使命みたいなものとして培われてきたんじゃないだろうか?

爆豪2すごくない
僕のヒーローアカデミア2巻より引用 デクを見下す幼い日の爆豪

上記のカットでは一見、爆豪がデクを見下し始めた感じで描かれているように感じるけど、まだこの時点では「デクをいじめよう」って感覚は無かったんじゃないかな。

デクは無個性ではあるものの、爆豪からしてみれば“みんなと同じすごくないやつ”のうちの一人だったんだから。

でも、それを覆してしまう事件が起こってしまった。

それが以下のカット。

助け2
僕のヒーローアカデミア2巻より引用 川に落ちたデクに心配される爆豪

川に落ちたデクに心配される爆豪。

爆豪はセンスも頭も良いから、この行動を取られたことによって「ある種の敗北感」を感じてしまったんじゃないだろうか?

読み返してみるとこの頃の爆豪は、いかにもガキ大将って感じ。

あらゆる面で周りより優れていて、揺るぎない自信を持っていた。

でも、このタイミングで“助けられる”という経験をしてしまった。

しかもよりによって「いっちゃんすごくない」はずのデクにそれをやられてしまったんだ。

センスと自尊心の塊である爆豪だからこそ、この時一瞬頭をよぎった“謎の敗北感”が、未だに脳裏に刻みつけられて離れないのかもしれないね!

「自分は何でも出来る凄い人間」というアイデンティティ・心の支えに、疑問符を投げかけたのがこの時のデクなのかもしれない!

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性格・考え方の部分での違い

爆豪としては、デクとの「性格・考え方の部分での違い」に対して、ある種の劣等感を感じてしまっているのかもしれない。

それぞれにとってヒーローという概念は違う。

当然、爆豪の目から見たオールマイトと、デクの目から見たオールマイトも違うものなんだ。

爆豪は「どんなに厳しい状況でも、最後は絶対に勝つのがオールマイト」って感じで捉えてるっぽい。

デクは「優しくて強くて、いつも笑顔で助けてくれるのがオールマイト」って感じだよね。

2人の目を通したオールマイト像は似ているようで違うもの。

同じオールマイトなんだけど、2人の目を通すことによって、彼らにとっての“解釈”が加えられ、本来の姿とは別のものになってしまうんだ。

センスの塊だからこそ、デクの正しさが許せない?

そして、一番すごいハズの爆豪の正しさと、一番すごくないハズのデクの正しさが、“どちらも正しい”ということに気付いてしまった。

すごく瞬間的にだけど“一番すごい”“一番すごくない”が同じ価値になってしまった。

つまり、爆豪のアイデンティティである「おれはすごい」ってポイントを否定された気分になったのかもしれない。

もちろんデクにはそのようなつもりは無かったとしてもね。

爆豪2
僕のヒーローアカデミア2巻より引用 強さでデクをねじ伏せようとする爆豪

上記のカットからもわかる通り、爆豪は自分の力によってデクをねじ伏せようとしている。

爆豪は優秀だから、デクの正しさも頭では理解してると思うんだ。

でも、その正しさを認めてしまうと、自分のアイデンティティに揺らぎが生じてしまう。

だから、上記カットみたいな感じで、暴力でデクを遠ざけようとしているのかもしれないね!

人それぞれの正しさが存在する世界で「おれはすごい」っていう感覚を、心に強く刻みすぎてしまった爆豪。

ここまで固まった価値観を越えていくのは、相当な精神的苦痛を要することになるだろう!

しかし、爆豪もその辺はわかっているはずだし、彼ならきっと越えて行ってくれるはず!

これからの爆豪の成長に期待していきたいところだね!

完全No1主義の面と、他者を受け入れる器の大きさ。

この2つを兼ね備えた爆豪は、ガチでNo1ヒーローになる可能性を秘めているはずだ!

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