前回のエピソードまでは十歩との対局が続いていましたが、今回は大会編も一段落。
かやね荘に戻って日常生活が始まります。
十歩と信歩でネット対局による練習をしているみたいで、これから互いに切磋琢磨して成長していきそうですね。
対局時のなんだか寂しい感じもなくなって、活き活きしていた感じが喜ばしい限りです。
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第12話”割れた飛車”確定ネタバレ感想!十歩いいやつ!
今回のエピソードでは、かやね荘にて信歩が飛車を割ってしまします。
飛車、という文字を駒に掘ると、中央部分が弱くなって割れてしまいやすくなるんだそうです。
なので、駒を使い込んで割れるのであれば、飛車から割れると言われているんだそう。
これは知らなかったですね。
で、今回のエピソードでは、竜胆のかつてのライバルである蒼馬も登場します。
ものの歩12話より引用 12話ラストのシーン。蒼馬登場。
このカットは12話ラストのカットなんですけど、説明の便宜上先に添付しますね。
で、ふと思ったんですけど、竜胆は竜、蒼馬は馬の文字が入っているんですよね。
飛車が敵陣に侵入してパワーアップした時は竜王、角が敵陣に入ってパワーアップした時は龍馬といいますから、そのあたりになぞらえているんでしょうね。
少し脱線しましたが、今回のストーリーでは、割れた飛車を修理しにミナトと信歩で渋谷に向かいます。
その将棋店にて信歩は蒼馬と遭遇。
相手が蒼馬だと知らないまま対局することになります。
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ここでもなかなかの描写が!
信歩が偶然対局した蒼馬は竜胆のライバルであり、追い求めている人物。
それだけあって、よほどの実力を秘めているようです。
みなとにも信歩と蒼馬の対局をみて「指導対局のようだけど、観察しているような感じ」といった発言をしています。
ものの歩12話より引用 4四角は3七銀矢倉定跡の急所
で、この角打ちが強烈で、後手よしになってしまうわけです。
詳しい方なら「あぁ、この手ね」とわかるような、有名な角打ちなんですけど、描写と考え合わせるとなかなかすごいんですよ。
と、いうのも、信歩は定跡を勉強していたにせよ、この時点ではまだまだ初心者。
この将棋に関しても「なんか変だ…」といった感想を残していることから今指している流れはほぼ初見であることがわかります。
つまり、所見でこの流れにたどり着いた。
この角打ちや、この変化は知らなかったけど、ここまではある程度自然な駒運びが出来ていた、ということになります。
信歩が成長していることがよくわかりますね!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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