ものの歩もついに大会の決勝戦。
竜胆vs蒼馬、信歩vs仙國の戦いがヒートアップしていきます。
前回のエピソードでは、蒼馬の気持ちをようやく汲むことが出来た竜胆を中心に描かれました。
そして今回は信歩のターンに!
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第29話“信歩の将棋”確定ネタバレ感想&考察!
そろそろ大詰めになってきたものの歩。
竜胆がついに蒼馬を追い詰めます。
ものの歩29話より引用 敗北を悟る蒼馬…なんか印象的だった!
展開としては充分だったっぽい感じなんだけど、一気に蒼馬の敗勢が描かれる感じに。
横歩取り模様から“自由に指された”という感じみたいなんだけど、どんな駒運びをされたんだろうか?
横歩取り系は基本的に変化の余地が少ない将棋のはずなんだけど、蒼馬は敗北を悟ります。
そうこうしているうちに、外野では十歩が観戦に参加。
信歩の形勢を“最悪”と評しました。
ものの歩29話より引用 振り飛車穴熊と矢倉の相性は最悪。これは実際の将棋でも一緒!
実際に振り飛車穴熊と矢倉の戦いになった場合、振り飛車側の角筋に、居飛車の王が入ってしまっていることが多いため、角筋を通して戦う6五歩(4五歩)のような手がなかなか強烈になってくるわけで。
十歩がこの局面を見て「最悪」と評したのもわかる気がする!
しかし信歩はここの局面、対抗系において対策を打ち出した模様!
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予想通りの地下鉄飛車!
案の定、前回のものの歩感想考察で取り上げた、“地下鉄飛車”で攻める形になりましたね。
というか相手がこんなにガチガチの穴熊だったら、これくらいしか攻め手が無いような気がする。
ものの歩29話より引用 地下鉄飛車で穴熊に対抗する信歩!矢倉で穴熊に対抗するならこれくらいしかなさそう!
仙國はこの状況を見て「穴熊の弱点を見ぬいたのか…?」となってますけど、この展開は将棋を知っている人から見たら“この一手”に近い状態。
この戦い方も充分厳しいっちゃ厳しいけど、これ以外の手段は結構“話にならないレベル”に差が開いてしまう。
信歩が食いつくとしたらこの手段しか無いと思う。
で、なんだかんだ攻める形が整っていく信歩。
もしかしたら仙國を倒せるかもしれない!
ものの歩29話より引用 総当りから導かれる最善は常識にとらわれない!
またまた先ほど観戦に来た十歩のコメントから。
「総当りから導かれる最善は常識にとらわれない」とのことなんだけど、これはまさにコンピュータ将棋の指し方の傾向だよね。
信歩は元々不器用で、総当り検索型の思考をしていたから、コンピュータ将棋に近い思考プロセスで将棋を指しているのかもしれない。
常識や形にとらわれないことによって“紛れ”が生じることもあるし、これは信歩にとって求めていくべき勝ち筋だと思うんだよね。
信歩は勝負どころをちゃんとわかってるね!
今回の展開は将和高校主将の仙國を粉砕するかしないかの戦い。
そして、もし彼を倒すことが出来たなら、信歩&竜胆の優勝が確定する場面。
この流れから信歩達が勝ってしまうと流石にリアリティが無くなってしまう気がするけど、どうなるだろうか!
いよいよ終盤戦に差し掛かったものの歩、30話の展開から目が離せない!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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