前回に引き続き奨励会の一次試験が続くものの歩。
今回は以前ちょっとした絡みのあった王四郎との対局が幕を開ける流れになった!
さて、信歩の棋力は王四郎相手に通用するんだろうか!
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第37話“運命”確定ネタバレ感想&考察!
対極のちょっと前に行われたやりとり。
その中で王四郎の右目(白いほう)が盲目であることが確定した!
目の色が違うのにはこういった理由があったんだね!
ものの歩37話より引用 王四郎は片目が盲目であることが判明した!
何かと“運命”と口にするスピリチュアルな男の子、王四郎。
彼は幼いころに“1億人に1人の難病”と呼ばれるほどの病にかかり、入院しながらずっと将棋を続けてきた様子。
ゲームしたり外で遊んだりしたい時期に、王四郎はこうやって過ごしてきたんだね。
そして、それが彼の棋力を育んだといえそうな気がする!
対局が開始されてみれば、信歩に対して力戦を持ちかけ、互いに読み合い・ねじり合いの将棋に発展。
ものの歩37話より引用 ふたりとも力戦派で戦う!
ある程度舗装されたルートを辿る“定跡型”と比べると、指し方が全く整備されていない“力戦型”は、たった一手のミスが負けに直結してしまうこともある危険な戦形。
でも、こういう場面だからこそ、信歩の読みの力は活きてくるんだよね。
しかし、そんな信歩の得意な流れなのにも関わらず、王四郎の強さは圧倒的だった!
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駒の銀河の中で
将棋の指し手は全部合わせて“10の220乗通り”の指し手があるというのが定説。
先後順番に指していくゲームではあるものの、この数値はまさに天文学的な数値って感じだ!
膨大な時間を将棋と共に過ごしてきた王四郎にとって、将棋の宇宙はまさに冒険の舞台だったのかもしれない!
ものの歩37話より引用 王四郎の背後に描かれた銀河がかっこいい!
王四郎の背景に描かれた銀河がかっこいよね!
将棋と宇宙、これはかなり的確な組み合わせの表現であるといえるだろう!
また、膨大な時間を将棋と共に歩んできた“気の遠くなるような時間”は、信歩には圧倒的に欠けているもののひとつだと思う。
信歩の敗北が確定!
信歩の得意とするねじり合い。
信歩の得意とする終盤戦。
全ての局面において、ジリジリと差を広げられてしまう展開。
これまでの信歩の終盤力がすごかっただけに、王四郎の底力が恐ろしい!
ものの歩37話より引用 信歩の敗北が確定した!
読み合いでの敗北、得意分野での敗北。
これは信歩にとっての“完膚なきまでの負け”にカウントされたんじゃないかな?
奨励会の1次試験は3勝3敗で終了してしまった。
これからうまく立ち直ってくれれば良いんだけど、真剣師として活躍する姿も悪くない!
信歩の運命がどっちの方向に転ぶかわからないところだから、一層面白い展開になってきたよね!
次回の38話も楽しみだ!
ちなみに今回は、みなとのサービスショットは特にナシ!残念!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!