【アンパンマン】オクラちゃんの存在意義、不足するコミュニケーション能力と愛の力!

アンパンマンヒーローズとはうってかわって、むしろヒロインとしての立ち位置であるオクラちゃん。

彼女は何かあればすぐに泣いてしまうといった特徴を持っています。

バイキンマンともちょっとした関係を持っており、ある意味ではキーパーソンといえるかもしれません。

それでは今回も、バトワンなりにオクラちゃんを考察していきます。

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オクラちゃんの存在意義、不足するコミュニケーション能力と愛の力!

おくらちゃんtwitter
アンパンマン及びTwitterより引用 おくらちゃんはこんな感じのキャラ、知らない人もいると思うので一応引用!

おくらちゃんはそもそもがすこし変わった性格をしており、いわゆる「持たざる者」としての側面が強いキャラクター。

農園で野菜を育てみんなに配っているものの、その野菜への愛情が深すぎて、そのたびに泣いてしまいます。

どちらかというと、アンパンマンワールドにおける守られ役のキャラクターです。
メロンパンナのように戦闘能力を持っているわけでもないのに、むしろ極端に弱すぎるにも関わらず、ある意味ではキーパーソンとなっている彼女。

そんなオクラちゃんは、実はバイキンマンとのちょっとしたエピソードを持っており、ある意味ではアンパンマンとバイキンマンの喧嘩の仲裁役としての役割を担うことも出来ると考えられるでしょう。

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不足するコミュニケーション能力が問いかける“意義”

時に「無い」ということは「ある」ということより力を持つことがあります。

それがバイキンマンとオクラちゃんの関係性に表れているんですよ。

初登場の頃は他の人とコミュニケーションがとれなかったオクラちゃんですが、ばいきんまんのおかげで、すこしだけその不慣れなコミュニケーション能力が改善されたわけです。

そんなエピソードがあったからか、彼女はばいきんまんのことをとても慕っていたりします。

元々野菜を愛することだけが取り柄の「コミュニケーションが苦手な子」だったはずのオクラちゃん。

しかし、コミュニケーションが苦手だったからこそ、バイキンマンに「放っておけない」と思わせるまでに至っています。

バイキンマンとしても、なんだかんだいってオクラちゃんが可愛いんでしょうね。

このようなやりとりの中で生まれてくる「友情」は、争いの絶えないアンパンマンワールドにとっては非常に基調なものであると思います。

バイキンマンが苦手とするキャラクターのひとりであるおしんこちゃんとの共通点を感じずにはいられませんよね。

強き者(アンパンマン)と、賢き者(バイキンマン)が争う。

しかし、そこに現れる「守られてしかるべき者」たち。

夢中で戦っていた強き者と賢き者は、オクラちゃんやおしんこちゃんのような「弱いけど優しい人々」を横目に何を思うのでしょうか。

アンパンマンワールドにはそんな「弱い者として戦いの意義を問いかける人々」たちがそんざいするのです。

そして、その一角を担うのがオクラちゃんのような弱キャラクターであるといえるでしょう!

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