【サカサマのパテマ】イザムラの人物像考察、またはアイガ君主国とガイアについて!

アイガ君主国を牛耳る独裁者、イザムラ。

もうね、彼に関しては完全に“嫌な大人”といった感じで描かれている人物だと思う!

今回は彼について考察し、バトワンなりに理解を深めていければと思うよ!!

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イザムラの人物像考察、またはアイガ君主国とガイアについて!

イザムラの外見は以下のような感じ。

見るからに“善人の顔ではない”って感じだよね。

外見で判断するのは好きじゃないんだけど、常に悪巧みしてそうな感じがヤバい!!


サカサマのパテマ・予告PVより引用 イザムラの外見はこんな感じ!

イザムラは“目的のためなら手段は選ばない”的な性質も持っており、特にタチの悪い人物だといえるだろう。

また、彼は“治安警察を意のままに操る”という絶対的な権力まで有してしまっているもんだから始末が悪い!

パテマが地上に現れたときにはエイジもろとも捕獲して尋問にかける…などといった強行手段を用いたことも印象的だった。

ただでさえアイガはとんでもない管理社会であり“空に憧れを抱く=不吉”みたいなイデオロギーによる洗脳教育が行われている場所。

もしかしたらこの教育方針とかに関しても、イザムラが一枚・二枚噛んでいるのかもしれないよね!怖い!!

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空とガイアとアイガ君主国について

で、ここで少し話を逸らそうと思う。

後半は“アイガ君主国”について触れていきたいところだ!

この世界が形成された背景には“大災害”と呼ばれるものが起因している。

かつて人類が“重力をエネルギーに変換する”という実験に失敗した結果、あらゆるものの重力が反転してしまい、その結果多くの人類が空へと落ちて犠牲になってしまったのだそうだ。

その中で辛うじて生き残った人類は選択を二分されることになる。

  • 重力が反転した人類…地下へ潜って生活する
  • 重力がそのままの人類…地上で生活する

これが今回のエピソードの中心核となる部分だね。

ちなみに作品のラストで描かれているんだけど、どうやらエイジたちの暮らしていた世界のほうが“地下”だったみたい。

地下に“擬似的な空”を造るなどして生み出されたのが“アイガ君主国”だったみたいだ。

なるほど、アイガを反転させて読むと“ガイア”になるしね!!

さらに、アイガの人々が空を恐れるのも、それならさらにシックリくるところなんじゃないかな!

重力反転災害によって最も影響を受けたのはやはり“重力が反転してしまった被災者”だと思うし、彼らにとっては“特に”空は恐ろしいものだったに違いない!

かつて人々が起こしてしまった災害の元に成り立つサカサマのパテマの世界観…。

何度見てもこの映画が色褪せないのは、こういった“パラダイムシフト(価値観の転換)”が満載だからこそだろう!!

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