かつて、多くの罪人が空に落ちた。
そんな感じで“空”を忌み嫌う世界、アイガを舞台に展開されるサカサマのパテマの物語。
今回は本作の主人公・エイジについて考察し、バトワンなりに理解を深めていければと思う!!
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エイジの人物像考察、空を夢見るアイガの少年!
サカサマのパテマは、パテマが主人公という見方も出来るし、エイジが主人公という見方もできる面白い作品。
エイジは空を“不吉なもの”と考えるアイガで暮らす少年なんだ。
ちなみにエイジはこの“空を忌み嫌う文化”に対して反発しているみたい。
サカサマのパテマ・予告PVより引用 エイジの外見はこんな感じ!
よくある反抗期…とはまた違う感じで、エイジの反発には明確な理由があるんだよね。
実は彼の父親は“空を飛ぶ”という夢を追いかけていた人物だったんだ。
そして、その夢を追いかけた果てに、事故によって死んでしまうことになった。
まぁ、このエピソードの背景には“とあるカラクリ”があるんだけど…。
そんなこんなでエイジは父親の“憧れを引き継いだ人物”だといえる。
空に憧れるエイジだから、空を忌み嫌うアイガとは相容れない…。
これはエイジにとってとても辛いことだ。
「空を見上げることが悪いことなのか?」という疑問は膨らみ、徐々に形になっていく。
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パテマの存在によって飛べたこと
そんなエイジだけど、パテマとの出会いによって空への夢は小さく叶うことになる。
重力が空に働くパテマと、重力が地面へと働くエイジ。
この2人が掴まりあえば、パテマの体重がエイジの重さを打ち消してくれるため、地面への重力が大幅に軽減されることになるわけだね!
1人じゃ飛べないんだけど、パテマがいれば飛べる。
空に憧れるエイジにとって、このことはかなり大きな衝撃だったに違いない!!
2人を繋ぐ数奇な運命!
で、以下は少しネタバレになってしまうんだけど、彼とパテマの巡り合わせには色々な運命がつきまとっていたみたいだ。
パテマの慕っていた“ラゴス”とエイジの父親である“エイイチ”が信頼関係にあったり、2人の出会いは予定調和の元に成り立ったとしか思えない部分も感じてしまう!
またさらに、パテマを付け狙う“イザムラ”という巨悪もまた、エイジの父親であるエイイチを事故死に見せかけて殺した…みたいな因果が絡んでたりするっぽい感じ!
イザムラに関してはまた別のページで考察していこうと思うけど“かなりの独裁者”って感じの人物だ。
エイジ・パテマ・イザムラの3人を中心に渦巻く奇妙な運命の輪…。
このあたりはサカサマのパテマを楽しむにあたって超重要なところだから、しっかりと刮目してチェックしてみて欲しい!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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