【テラフォーマーズ】蛭間一郎(ひるまいちろう)とバグズ2号と総理大臣、またはネムリユスリカについて考察!

テラフォーマーズの中でもかなりの重要人物に成り上がった蛭間。

彼はバグズ2号の数少ない生還者のうちのひとりであることが確定している。

多大な被害を出したバグズ2号からの生還者は小町小吉と蛭間一郎のたった2名で、その2名ともが重要なポジションにつくことになったわけだね。

【スポンサーリンク】

蛭間一郎(ひるまいちろう)とバグズ2号、またはネムリユスリカについて考察!

最近ではめっきり蛭間一郎が戦闘することも亡くなったけど、それでも彼の能力がテラフォーマーに奪われなかったことはとても良かったことだと思わざるを得ない。

彼の手術ベースは“ネムリユスリカ”と呼ばれるもので、かなり強力な特性を備えていることが明らかになっている。

蛭間7
テラフォーマーズ7巻より引用 蛭間の外見表現はこんな感じだった!総理大臣に就任!

ネムリユスリカのことについては後半に触れるとして、前半では彼が総理大臣になったことをピックアップしたい。

既に作中でも描かれていることだけど、蛭間一郎が総理大臣になれたのは、MO手術やバグズ手術のようなテクノロジーが、地球でかなり有望な兵器として見なされているからだよね。

蛭間一郎は、その手術を受けた数少ない被験体であり、バグズ2号からの貴重なる生還者。

これらが彼の総理大臣就任に影響していることは間違いないと思う。

蛭間がいることで、兵器の奪い合いにアドバンテージも生まれると思うしね。

【スポンサーリンク】

手術ベース:ネムリユスリカ

で、次に触れておきたいのは、彼の手術ベースであるネムリユスリカ。

この昆虫がなかなか強力であることは1巻の時点で判明しているんだよね。

蚊1蛭間
テラフォーマーズ1巻より引用 ネムリユスリカが強力であることが判明した!

上記カットのように“死なない”というのは少し大げさな気もするんだけど、それに近いのは事実だよね。

たぶん一般的には“クマムシ”と似た特性を持ってると考えるとイメージしやすいかもしれない。

ネムリユスリカは“クリプトビオシス”という特性を持っていて、一旦水分が足りない状態に陥れば、半分無敵モードみたいな感じになる。

  • 200度の高温で5分間熱しても死なない
  • マイナス270度で芯まで凍らせても死なない
  • 168時間のエタノール処理でも死なない
  • 7000グレイの放射線にさらされても死なない
  • 真空状態におかれても死なない

そして、水をかけると何事もなかったかのように復活するんだそう。

この特性はある意味火星探査にはとても向いてはいると思うんだけど、それでもテラフォーマーに奪われてたら随分ヤバかったはずだよね。

特に“真空状態におかれても死なない”ということであれば、宇宙とかでも生存していけることになるのかな?

ただでさえゴキブリは生命力が強いのに、宇宙にまで進出してしまったらとんでもないことになってしまいそう。

それこそ火星をゴキブリでダメにした人類が“次なる火星”を求めた時に、既にそこはゴキブリ達の巣窟だった…などといった展開にも発展しかねない!

蛭間一郎は総理大臣としてもそうだし、対テラフォーマーとしてもそうなんだけど、どちらにしても死守しなければいけない超重要人物と断言して差し支え無いと思う!

【スポンサーリンク】