レイ・ペンバーの婚約者として登場した南空ナオミ(みそらなおみ)。
“悲劇のヒロイン”っていうフレーズはバトワン的には好きじゃないんだけど、もしこの言葉を使うならば、それは彼女のような状況を指すのだろう。
女性でありながら元FBI捜査官として活躍した、彼女の背景に迫ってみたい。
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南空ナオミ(みそらなおみ)の人物像考察、婚約者を失った悲劇の美女!
南空ナオミの外見は以下のような感じ。
彼女は元・FBI捜査官ということもあって、かなり厄介な相手だったといえるだろう。
月を相手に偽名を使っていた点(対キラ操作にしては基本だが当時はその前提がなかった)なども、彼女の頭のキレの良さを示唆していると思う!
デスノート2巻より引用 南空ナオミ(みそらなおみ)の外見表現はこんな感じだった!
また、上記カットを確認しても分かる通り“キラが日本に入ったFBI捜査官を殺すためにレイを利用した”と若干断定気味に思考している点もポイント。
これが外れていれば「外れてました」で済む話。
自分の直感を信じて断定し、それに基づいて捜査を進めていくのは基本中の基本だろう!
この状態になっている人間は…強い!!
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南空ナオミの最期。
そんな南空ナオミだけど、計算高い月の前に自殺に追い込まれることになってしまった。
夜神月の人心掌握術と心理誘導があまりに巧みだったことに戦慄した読者も多いと思う。
あれだけ用心深い南空ナオミを二度手間とはいえどアッサリと始末してしまった夜神月。
彼の非凡なる才能がもっと違う形で活かされていれば、ここまで劇的な世界の変化はもたらせずとも、少しくらいは世界は美しくなったかもしれない。
デスノート2巻より引用 南空ナオミは月に消されてしまった…。この周辺も名シーンだったよね。
夜神月は南空ナオミに“捜査本部に招く”という嘘をつき、それを巧みに信じ込ませた。
その上で偽名を使っていた南空ナオミの“身分証明書”を確認することに成功。
これがきっかけで、彼女は始末されてしまうことになる。
アッサリ本名を明かしてしまった点を指摘する声も聞こえてきそうだけど、この時点では“キラは名前と顔で対象を始末できる”というのはまだ一般的に周知されていなかった。
逆に、キラ捜査の初期段階で「名前を教えると危険だ」というところまで単独で辿り着いた点を高く評価すべきかもしれない!
この時点では証拠こそないものの、キラ事件の真相に最も深く接近していた南空ナオミ。
彼女の登場がもう少し遅れていたら月は彼女を簡単に始末できなかったかもしれない。
そうなってくると、キラvsLの戦いも結末は原作とは全く違うものになっていたのかもしれないね!
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