夜神月と同学年の東大生、高田清美(たかだきよみ)。
もともとは単なる同級生だった彼女だけど、運命の悪戯で彼女もデスノートの餌食になってしまう。
今回はそんな彼女について考察し、バトワンなりに理解を深めていきたい!
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高田清美(たかだきよみ)の人物像考察、運命に踊らされたキラの代弁者!
もともとは学生時代の月が、弥(あまね)との関係を隠すために付き合っていた女性のうちの一人。
後に、公共テレビ局NHNアナウンサー“タッキィ”として人気を得る。
彼女は以前からかなりの“キラ信奉者”であり、それが彼女の運命を転がすことになってしまった。
デスノート10巻より引用 高田清美(たかだきよみ)の外見表現はこんな感じだった!
数いるNHNのアナウンサーの一人だった。
しかし、Xキラである魅上照に“キラの代弁者”に一方的に任命されてしまう。
キラ信奉者だった彼女はその任を受け入れ、むしろ誇りに思っているかのような素振りすら見せていた。
月にとって過去に関係を持っていた“元ガールフレンド”が正体不明のXキラの代弁者となれば、これを利用しない手はないわけだよね。
再び接触を試みた夜神月によって、彼女は利用するだけ利用された後に自殺に追い込まれてしまった。
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高田清美の最期。
正直、清美のラストはかなり壮絶で、バトワン的にはかなり同情を禁じ得ないところ。
彼女は単なる“キラ信奉者”に過ぎなかったわけだけど、それが“キラの代弁者”に任命されてしまったことによって、悲惨な運命を辿ることになってしまった。
穏やかに生きていれば幸せに慣れたであろう女性だけに、この結末は悲惨に感じてならない。
デスノート12巻より引用 高田清美もまた、デスノートの餌食になってしまった。
夜神月にそそのかされ、隠し持っていたデスノートの切れ端でメロを殺害した高田清美。
そして、その後“魅上照”と“夜神月”の両者にノートに名前を書かれてしまう。
まぁ、このあたり前後関係が色々あるんだけど“彼ら2人に同時に名前を書かれる”という事象そのものがかなりヒドい扱いだよね。
魅上の頭脳がそれだけ計算高かったことを表わしているし、月・魅上の両者がもはや“人をモノとして見ている状態”になってしまっていることの証拠にだってなるだろう。
デスノートを使った人間は幸せにはなれない。
確かに、人間のコントロールできる範囲を大きく凌駕した能力を持ってしまったら、彼らは人間とは全く違う思考・思想を抱いてしまってしかるべきところだろう。
高田清美はデスノートの被害者でもありながら、彼ら“人間を凌駕したと思い込んだ狂人”の思想によって、若く美しい命を奪われてしまった人物であるといえると思う。
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