今回は“Xキラ”と呼ばれていた人物、魅上照(みかみてる)について考察していきたい。
彼はずば抜けて優秀な人間であり、かなり頭がキレるタイプだ。
しかし、結果的にはそれが仇となってしまって“キラ支配”の時代に幕が降ろされることになってしまう。
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魅上照(みかみてる)の人物像考察、キラを盲信する危険な信者!
魅上照の外見は以下のような感じ。
幼いことから正義を貫くことに使命感を燃やしてきた人物であり、悪を許さない厳格さを持つ。
そんな魅上の極端な思想はエスカレートし、最終的に“悪人は削除されるべき”という思考にまで及んでしまった。
デスノート11巻より引用 魅上照(みかみてる)の外見表現はこんな感じだった!
確かに悪を野放しにしてしまってはいけないと思う。
そして、魅上のいうように“削除”が起これば、これから犠牲者になるであろう人の未来を救うことだって出来るはずだ。
この考え方自体は絶対的に正しく、疑問を加える余地は無いと思う。
しかし、それを“ひとりの人間”が行うとすればどうか。
人に人を裁く権利…というのを一方的かつ強引に持つことが出来るデスノート。
これには一定の魅力があることは確かだけど、逆に人間の倫理感を破壊してしまうものだとも考えることが出来る。
魅上照もまた、そんなデスノートの被害者の一人だといえるだろう。
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エックスキラ、魅上照の最期。
エックスキラ、魅上照の最期は以下のような感じ。
大黒ふ頭の倉庫に“偽のノート”を掴まされた上で呼び出され、ニアの眼の前で自白に近い形を取ってしまった。
これが完全なる決定打となってしまい、魅上照は御用となってしまう。
デスノート12巻より引用 魅上照(みかみてる)の最期!このような
形で逮捕されてしまうことに…。
原作ではニアに真実を暴露され悪あがきをする月に対して「お前なんか神じゃない」と錯乱し罵倒した後に逮捕されてしまった。
さらに、魅上照に関しては“その後”に関しても不可解な謎がつきまとっている。
逮捕された魅上は獄中において、なんと発狂してしまったのだそうだ。
このことから“ ニアがデスノートで操って殺害したのではないか?”という謎が未だに残ってしまってる。
全ての謎を明るみに出さないことによて物語に一層の深みがうまれる…とよく言うけど、魅上が発狂した事例はそのひとつの典型としてピックアップできるかもしれない。
夜神月を神として崇め奉り、デスノートの能力に魅了されてしまった魅上照。
もともとは“ど”が付くほどの善人だった彼を狂わせてしまったのは、はたして本当にデスノートだけが悪かったのだろうか…?
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バトワン世界の歩き方を追記!
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