ドンスライムの最後は悲惨だったけど、その次に無念だったのがニ狼だろう。
ニ狼は全力でアカシアと戦い、最後の最後に“ずっと騙されていた”という事実を突き付けられて逝くことになった。
これは当人にとっても不本意で仕方なかったに違いない!
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ニ狼(次郎)の強さと人物像考察、彼に訪れた最期について。
ノッキングマスターとまで呼ばれるノッキングの達人、次郎。
その真の姿は、半分が獣と化したような感じのニ狼だった。
そして、真の姿を開放しアカシアとの戦闘に挑んだものの…。
トリコ366話より引用 アカシアと再開したニ狼だが…
ニ狼の強さはまさに“圧倒的”と呼んで良いものだった。
一龍・三虎と共にアカシアの三人の弟子の一角を担うに相応しい実力だったといえるだろう!
ブルーニトロたちと徹底的に交戦し、瞬く間に4体のブルーニトロを活動停止に追い込むことに成功。
その後、かつての師・アカシアと戦闘することになる。
しかし、ニ狼は自身の体の“ダメージを封じる”ことによってなんとか健常な状態を保っていたことが発覚。
アカシアに“ダメージノッキング”を解除されてしまい、蓄積されていたダメージが一気に開放されてしまったことで、塵のようになって消滅してしまった。
ドンスライムの最期に匹敵する、それは悲惨なものだった。
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獣の状態の実力!
ニ狼の獣モード(?)の外見は以下の様な感じ。
痩せこけた肉体に光る眼光が禍々しく、もはや人間とは思えない状態だ!
“暴獣”と呼ばれていたニ狼の実力は伊達ではなかった!
トリコ341話より引用 ニ狼の実力は確かだったんだけど…
上記でも触れたけど、この形態の時点で既にブルーニトロを瞬殺するほどのポテンシャルを秘めている。
もし、ドンスライムと連携することが出来れば、アカシアを倒すことも出来たかもしれない!
いや、むしろニ狼は最後の詰めを誤った点を指摘されるべきかもしれないね。
アカシアの全身をノッキングで動けなくすることに成功したくせに、口だけはノッキングを解除してしまっていた。
これが影響して、伸ばした舌による反撃を食らうことになってしまったからだ!
考え方による。
確かに考え方に寄るんだけど、ニ狼がアカシアに問いたかった“それ”は、必ずしも問う必要があったものなのだろうか?
客観的なまなざしで見るならば「そんなことしてる暇があったら…」って感覚なんだけど、当人にしては重要だったのかもしれない。
つまり、アカシアと過ごした日々が真実だったのかどうかを知ることと、世界が崩壊してしまうこと。
この2つを天秤にかけた結果、ニ狼の中の天秤は前者のほうに傾いた…ということになるよね。
彼が命を賭して知りたかったこと。
命を賭して信じたかったことは、無残にも裏切られることになってしまった。
これからの展開がどうなるかもまだ不明だし、そもそもアカシアがニ狼に告げたことが真実だとも限らない。
ニ狼の無念は胸は痛いけど、今後のアカシアの言動をそっと見守っていくしか無さそうだ!
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