【ドクターストーン】第15話「石の世界の二つの国」確定ネタバレ感想&考察・解説!

SFなのに「んん?」って展開が炸裂する傾向が強いドクターストーン。

好きな世界観だからあまりネガティブな解釈はしたくないんだけど、どうしてもここにきて読みづらさが出てきてしまったかもしれない…。

持ち直してくれると信じたいんだけど…、さて、これからどうなるんだろうか!

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第15話「石の世界の二つの国」確定ネタバレ感想&考察・解説!

今回のスタートは以下のカット周辺からスタート!

案の定「ククク」って言いながら復活した千空。

まぁそうなるよね…って感じなんだけど、今回は100億万点くれるのだそうだ。


ドクターストーン第15話より引用 案の定復活した千空!

とにもかくにもドクターストーンは「口癖の乱発」が目立ちまくり。

千空で言うならば以下の2点だろうか…!

  • クククという笑い方
  • 100億万点どうのこうの

上記のセリフで無理に“100億万点”なんて使わずに「助かったぜ」くらいにしてくれればだいぶ読みやすかったんだけどね。

まぁ、これが“特徴付け”っていうことなんだろうか?

ナルトの「だってばよ!」みたいな成功事例もあるからこれが一概に悪いとは言えないと思うけど、どうしても疑問が残る口癖なんだよね、ドクターストーンの場合。

ここは「口癖」という概念に対する考察不足でまだ明確な解答を持ち合わせていないから、近々掘下げてみたい部分だ!

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科学で戦う革命軍?

で、千空は司に対抗するために“科学で戦う革命軍”を作ろうとしている様子…!

ここに躓(つまず)いた読者はかなり多いんじゃないだろうか!

以下のカットには2つの“不可解な点”があると思う!


ドクターストーン第15話より引用 科学で戦う革命軍を作るビジョンだそうだ!

まず、一つ目は“日本語的な問題”の部分。

革命というのはそもそも、根本に“何者かによる支配環境”があるからこそ、それをひっくり返すといった意味で使われるのことが大半。

でも、この時点ではまだ司に何の支配もされていない状況だから、未然に防ぐ余地はいくらでもあるんだ。

この時点では支配されるのを前提とした“革命軍”という言葉は多分不適切。

自分からマイナススタートを切る必要はないし、司の野望を未然に防げるに越したことはないんだから「来たるべき未来に備え、司の暴走を止める事が出来るだけの軍事力を持とう!」と表現するのが正解だと思う!

少年誌ってことで読むのは少年中心だけど、さすがにこれは疑問をぶつけられる表現なんじゃないかなこれは!

で、もうひとつは“プランの問題”だよね!

上記を見た感じ、めっちゃロボットとか銃とか使ってるし!

というかそもそもこんな大規模vs大規模の戦いになったほうが、死人がめっちゃ出るのは火を見るより明らか!

千空がこの未来へ向かおうとしているなら、彼は「戦った結果、多くの死者が出る未来を受け入れている」ということになるわけだね!

だったら今、こちらのほうが数で有利な内に司を罠にハメてしまったほうが何倍も効率的なんじゃないだろうか!

この辺り、千空がどのように解釈しているのか気になって仕方がないところ!

いちおうSFってことだし、これから納得いく説明描写があるのかな?

今回の展開はわりと「ポジティブに解釈しようとしても難しい部分」が目立ったこともあり、なんだか釈然としない展開となってしまった…。

これによって多くの読者が離れてしまっていることは間違いないと思うし、これからドクターストーンは大丈夫だろうか?

個人的には断定して「好きな作風」なんだけど、現代の読者の観察は厳しいからなぁ…。

来週移行、なんとか気持ちよく読んでいける展開へ戻ってくれることを期待したいと願う!

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