今回は六道十尾柩印(じゅうびきゅういん)について考察してみよう。
流石というべきか、これはこれまでの忍術と比較してちょっと異質中の異質って感じ。
自分の体内に尾獣を取り込んで人柱力化してしまう強力な術だ!
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六道十尾柩印(じゅうびきゅういん)考察、人柱力化する悪意!
1体の人柱力になるだけでもオーバーキャパシティになってしまう“尾獣”という存在。
それを複数体自分の体内に取り込んでしまおうなど、もはや正気の沙汰ではない!
1体を体内に取り込むだけで精神崩壊してもおかしくない尾獣を複数なんて、普通の忍ではとても不可能。
力を欲するあまり生み出された暴挙か…と思いきや、条件を満たせば成り立つと言うから驚きだ!
ナルト秘伝・陣の書より引用 六道十尾柩印を使った様子はこんな感じの表現だった!
どうやら“六道仙人の血脈という適正&凄まじい精神力を持つ者”であれば、なんとかこの術を成立させ、六道仙人と同等の力を手にする事が出来るという。
最終盤におけるナルトのパワーインフレは凄まじかったけど、これはちょっと群を抜いている感じだよね。
九尾が強力とか、須佐能乎がどうとか論じるのがバカバカしくなってしまうほどのスケール。
究極的に力を欲するナルトワールドの忍(特に敵キャラ)たち。
彼らは何故にここまで力を欲するのだろうか…。
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力を手にしたその先にある乾き…!!
うちは一族にしてもそうだけど、ナルトの敵キャラは特に“力を欲する傾向”にあることは明白。
彼らは何故にそこまで力を手にしようとするんだろうか。
色々と“大義名分”を掲げていることが多いけど、あとになって読み返せばなんか“自分の悲劇を超えられなかった人”って感じの印象を受けてしまうのも事実だ。
自分の内側と向き合いそれを乗り越えていくことを放棄するのと引き換えに、外側へ向かう力を欲した。
それがナルトワールドで“力を欲する忍”に共通している精神性のような気がする!
力を欲すればそりゃ乾き、最終的には“尾獣全部を取り込む方法”に辿り着く。
原作ではなんとか一旦はハッピーエンドに終わったけど、もし彼らがそのまま文字通り“最強の力”を手にしていたらどうなっていただろうか。
彼らは“外側に力を求める精神性”があるんだから、目標を達成したとしてもさらに外側に力を求め続けるだろう。
力を求め、求めた先にある渇望。
彼らの乾きは永遠に潤されることはないのかもしれないね。
そういったところが、新たに展開している新シリーズBORUTOで登場する“カワキ”あたりに表現されてくるのかもしれない!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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