尾獣が気軽に開放されてきたり、チャクラを用いた常識離れした忍術が登場したり…。
どんどん“ビックリ人間コンテスト化”が進んでいってしまったナルト。
これはこれで良いんだけど、忍とは何か?と考えた時に、こういった操手裏剣とかは本来求めていたはずのロマンを抱えてくれていて良い感じだよね!
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操手裏剣(そうしゅりけん)の術考察、忍者らしさのあるGOODな術!
以下は操手裏剣(そうしゅりけん)の術を使うサスケ。
この術は、高い耐久性と柔軟性を兼ね備えたワイヤーを手裏剣に結びつけ、投げた後に軌道を変化させる術だ!
これまで使用されてきたチャクラの様々な“なんでもアリ感”とは裏腹に、驚くまでにクラシックな立ち回りにしびれる!
ナルト秘伝・者の書より引用 操手裏剣(そうしゅりけん)の術を使った様子はこんな感じだった!
ここまで登場してきたチャクラの使い道などを見てくれば、操手裏剣の術が古典的であることは明白。
ナルトの世界観からいけば、同様の結果を得るためには“チャクラを流し込んだ手裏剣を投げることにより、遠隔で操作できるようになる”とかやってしまいそうなものだ。
ナルトワールドのチャクラの万能性を考えれば、むしろそっちのほうが自然のようにも思えてきてしまう。
しかしどうだろうか?
今回ピックアップした操手裏剣の術は、ちゃんとワイヤーを使って物理的にモノを動かし、しっかりと現実的に敵を攻撃するテクニカルな技だ!
これは胸が震えてしまうね!!
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なんでもアリの能力で“なんでも出来てしまう”のは当たり前!
上記でも触れたけど、ナルトワールドのチャクラはわりと“なんでもアリ”の超能力みたいな感じだ。
で、バトワンの価値観としては、何でもアリの能力で物事を達成したところで、そんなの当たり前…って感覚なんだよね。
例えば“ライターは火をつけるもの”なわけだけど、ライターでつけた火を新聞紙に近づけてみよう。
そうすると、当然ながら火は新聞紙に燃え移るんだ。
ライターで新聞紙に火が付くところをを見せられても、当然ながら「そりゃそうなるよね、うん」って感じで、何の驚きもない。
しかし、たとえば新聞紙に“指パッチンで着火出来る”としたらどうだろう?
これは流石にビックリするし、感動するよね!
自分にも出来ないかどうか練習してみたくなってしまうかもしれない!
ナルトワールドのチャクラと術の関係には、これと同じことがいえるんじゃないかな?
出来て当たり前のことをやっても当たり前。
普通は出来ないようなことをやってこそ感動が生まれる…という法則が、人間にはある!
そんな前提があるからこそ、サスケが使用した操手裏剣の術には絶妙なテクニカルさを感じてしまうところだ!
まぁナルトワールド的に見れば「チャクラで動かせるモノで攻撃すればいいのに…」的な感じになるのかもしれないけど、それはチャクラが万能になりすぎた副作用…って感じかもしれないね!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!