【ナルト】隠癒傷滅(いんゆしょうめつ)の強さ考察、論理的にどうなのか?

ナルト世界には「それってどーなの?」と疑問を抱かざるを得ない忍術がしばしば登場する。

さすがに子供でも「おかしくない?」と思ってしまう忍術の一つがこの“隠癒傷滅(いんゆしょうめつ)”なんじゃないだろうか!

今回はそんな隠癒傷滅について考察し、可能ならば論理的な理由付けを考えていきたい!

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隠癒傷滅(いんゆしょうめつ)の強さ考察、論理的にどうなのか?

以下は隠癒傷滅を使用しているカブトの様子。

この術は敵の攻撃箇所をあらかじめ把握して、攻撃より早く治癒を行うことでダメージを最小限に抑える…というもの。

この忍術に関しては“HPの限界突破”という概念を持ち込まない限り、説明がつきにくい部分がある!

隠癒傷滅
ナルト秘伝・闘の書より引用 隠癒傷滅(いんゆしょうめつ)を使うカブトの表現、疑問が残る!!

人間の肉体はまず“万全”の状態があり、そこから徐々に体力がマイナスされていくような仕組みになっている。

しかし、この隠癒傷滅の表現を見る限り、肉体が“万全以上”というよくわからない状況に、一次的になっている印象を受けるはずだ。

人間は万全の状態にまで回復することはあっても、それ以上の状態になることは通常ではあり得ない。

健康な時に風邪薬を飲んでも、より健康になるわけじゃないんだ。

しかし、カブトの口ぶりではそれが当たり前かのように感じられてしまう。

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HPの限界突破

バトワンはしばしば指摘してきたけど、ナルト世界では現実世界では起こり得ない論理が普通にまかり通ることがある。

例えば、空気抵抗を減らすように設計されているはずの手裏剣に追い風を当てることで加速させる…などなど。

今回のテーマである隠癒傷滅の論理破綻ぶりもそういったう要素が詰め込まれている忍術といえるかもしれない!

というか、これを踏まえて考えるとやはりナルトワールドには“通常の世界とは全く違う物理法則が働いている”と考えるのが自然だろうね。

人間の体も“肉体そのものの体力”ではなく、何かしら“HPのような数字が設定されている”といった背景があるのかも。

現時点でのNARUTO&BORUTOではこの世界の“種明かし”はされていないっぽい感じだけど、もしかしたら“実は誰かが作ったコンピューターゲームの中の物語に過ぎなかった”みたいな裏設定があったりして。

要するにシンプルに言うならば“高度な夢オチ”ってことだね。

そういう概念を持ち込んでいけば忍たちの体力に“限界以上”という概念が存在することにも説明がつくし、手裏剣が追い風で加速するという現象にも一応は説明がつく。

無限月読の計画は無事に阻止されたように見えるけど、実はすでにこの物語自体が無限月読のように“誰かの都合の良いように描かれた架空の物語の中を動いているもの”なのかもしれない…!!

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