“強ければ良いってモンじゃない”
これはバトワンが常々言っていることなんだけど、まさに現代漫画はそういった風潮に流れてきているんじゃないかな!
ただ派手なだけの描写・演出に読者は飽き始めている傾向にあるっぽいし、本当に中身がある漫画だけが生き残ってきているようにみえる!
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現代漫画とリアリズム、強ければ良いってモンじゃない?
漫画は基本的に創作物語だ。
しかし、そんな創作世界の中にもある程度のリアリティや“辻褄”というものがあるわけだよね。
死んだはずの人が簡単に生き返ったり、脈絡もなく全く関連性のない人物が助っ人に現れたり…みたいな展開に対しては、現代の読者は拒絶反応を示す傾向があるみたいだ。
それもそのはず、スマホとかパソコンみたいなITが発達してきているから、きっと漫画とかのリテラシーも上がってきているんだろう!
代わる代わる登場する悪いヤツを、スーパーパワーでぶっ飛ばす。
そういう展開を期待するならば、もはやドラゴンボールの右に出る漫画はなかなか存在しないだろう。
つまり、単純に敵と戦っていく“だけ”の物語を読むくらいならば、ドラゴンボールを見てたほうが楽しい!ってことになるわけだね。
派手な演出とかで見せ方を変える方法はあると思うけど、単純にやるとどうしても“劣化ドラゴンボール”になってしまうのは当然かも知れない。
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ここで大事になってくるのがストーリーとリアリズム!
で、ここで大事になってくるのが“ストーリーとリアリズム”だと思うんだよね。
“強ければいいってモンじゃない”っていう大前提はわかったとして、じゃあどこで差をつけていくのか。
ここで大事になってくるのが俗にいう“5W1H”ってやつだと思う。
いつ、どこで、誰が、なぜ、何を、どのように、どうするのか。
漫画の創作世界の中において、このあたりの辻褄を合わせながらいかに面白く盛り上げていけるのか?っていうのが現代漫画のテーマなんじゃないかな。
それに付随して“喜怒哀楽”などの繊細な感情表現などが求められてきているような気がするよね!
単純な“起承転結だけでなんとかなる時代”は終わりを告げ、そこに論理感や感情表現といった“リアリズム”が求められる時代になった。
例えばバトワンの好きなワンピースとか僕のヒーローアカデミアは、漫画ならではのコミカルさを残しながらもリアリズムを追求してる感じだし、超絶にレベルが高いと思う!
突発的に、突拍子もなく、脈絡ゼロ、意味不明。
そういうのもバトワン的には嫌いじゃないんだけど、全体の風潮を見ていると、こういった傾向があまりに強すぎる漫画は今後淘汰されていくような気がしてならない!
一昔前の“漫画は子供が読むもの”という固定概念は崩れ、漫画としての芸術表現というジャンルが確立された。
これからの時代は“大人も子供も漫画を楽しむ時代”に突入しているからこそ、こういったリアリズムは一層重要になってくるなじゃないかな!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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