【ワンピース】「なんて素敵な誕生日!」まるで歌のように語られたソレについて!

かなりショッキングだったビッグマムの過去。

これにまつわるエピソードは掘下げても掘下げても面白く、本当に色々な要素が次々に浮かび上がってくる!

ってことで、今回はリンリン周りの“語り”の部分について触れてみたいと思うよ!!

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「なんて素敵な誕生日!」まるで歌のように語られたソレについて!

867話の「語りの部分」について触れていこう。

それはまるで“誰かに聞かせるおとぎ話”のようにも見えるし、地方に伝わる“伝承の歌”のようにも感じさせられる。

以下のカットでリンリンの周りを囲っているフキダシのことね!


ワンピース867話より引用 今回はリンリン周りの「語り」の部分に注目してみたい!

今回公開された「語り」の部分は以下。

ある日 マザー・カルメルは 突如姿を消してしまった

ーそれは人生で一番楽しかった リンリンの誕生日ー

境遇の似た大好きな「羊の家」の仲間たち

大らかで優しい大好きなマザー

みんなの笑顔に囲まれて 大好きな甘い甘いバースデーケーキを食べると リンリンは涙が止まらなくなった

なんて素敵な日…

涙で前が見えなくなった

今日はなんて素敵な誕生日!!

ある日 マザー・カルメルは 突如姿を消してしまった

始まりも終わりも同じ一文。

「ある日 マザー・カルメルは 突如姿を消してしまった」

これで始まり、これで終わる。

この語りだけを見ていると、なんだか歌のように見えてくるのはバトワンだけだろうか!

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童謡にひっそりと隠された真実について!

上記のリンリンの語りの部分だけを見ていると、どちらかというと「ハッピーな歌」って感じだ。

しかし、真実は作中で描かれた通り、残酷極まりない地獄絵図。

実際に日本でも「かごめかごめ=流産の歌」だとか「てるてる坊主=斬首の歌」だとか言われてたりするけど、マム周辺に彩られたフキダシもまた、それと同様の雰囲気を感じるかも!

なんだでまるで「世界の童謡に隠された残酷な真実」…といった具合に、まことしやかに嘯(うそぶ)かれるウワサ話のようだね!

ちなみにこういった“童謡・わらべ歌”になった存在といえば…?


ワンピース56巻より引用 白ひげももうわらべ歌になってたよね!

そうそう、振り返れば白ひげもまた、すでに“童謡・わらべ歌”になってたりすることで有名。

子供たちはその歌の意味もわからないままに、歌を口ずさんでいたことだろう!

すでにマムのところには「ママの茶会にゃ 地獄の鬼も 顔を出す♪」みたいな歌があったけど、カルメル絡みのこのエピソードもまた、いずれかの形で歌として歌われるシーンが出てきたりしてね!

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