ワンピース589話”風雲の志”によって判明した革命軍の本拠地“バルディゴ”。
その名前から察するに、革命軍は何らかの革命を起こそうとしているわけです。
ワンピース60巻より引用 帰還=本拠地だろう。バルディゴという名前が登場した。
この回にはかなり多くの伏線が詰め込まれているようで、サボを助けたであろうやりとりもセリフだけですが描写されています。
ドラゴンが革命軍の船に到着した際、「おい!手当を急げ!これはひどいぞ…」と船員が叫んでいるんですよね。
これはドラゴンが拾ってきた傷だらけのサボのことであると考えられます。
【スポンサーリンク】
革命軍の目的とは?
革命軍の目的はまだ明確には判明していませんが、おおよそのところで見当をつけられるくらいの情報は既に登場しています。
色々と読み返していると、ローの育った”白い町”フレバンスの戦争・一斉駆除や、ゴア王国のゴミ山焼却、オハラへ対するバスターコールなど、今の世界政府は一部イカれていると言っても過言ではない暴走っぷりを示していますね。
この政府の暴走ぶりを、ドラゴンは以下のように示しています。
ワンピース60巻より引用 ドラゴンはゴア王国を”未来の縮図”と評した。
ゴア王国では「世界政府の身勝手な都合で、一般市民が苦しめられるのが当然」という風潮が蔓延しているかのごとく描かれており、天竜人>>貴族>>下地民といった権力構造がかなりの勢いで暴走しているように見受けられます。
日本でも、歴史の授業で習ったとおり、士・農・工・商・えた・ひにんのような身分制度がありましたし、現在でもイスラム圏ではカースト制度と呼ばれる身分制度(バラモン・クシャトリア・ヴァイシャ・シュードラの4つの身分に分けられる)の名残が残っているそうです。
このカットを見て分かる通り、ドラゴンはゴア王国と世界の未来を重ねあわせているわけですね。
【スポンサーリンク】
この世界の未来とは?
上記から分かる通り、ドラゴンが見ているこの世界の未来とは、身分制度が徹底的に敷かれた管理社会を指すのではないでしょうか。
天竜人、貴族たちが自分たちの好きなように下地民を扱う。
彼らに人権は無く、同じ人間なのに奴隷として扱ったりしてもいい、何をするのも自由。
そんな価値観を崩すために革命軍は戦っているのかもしれません。
最新の803話でも革命軍はドレスローザにおける武器製造ルートの割り出しなどを行っており、これによって癒着(裏でつながっている)国々を明らかにして、世界中に暴露してしまおうとしているのかもしれませんね。
世界政府の裏には海軍以外にもサイファーポール(CP0、CP9など)が影を潜めて暗躍していたりしますから、これらの戦力にも十分注意しつつ、全貌を明らかにする必要があるのだと思います。
どのように革命を起こしていくのか?
革命軍は陸において世界政府と戦っており、803話によると世界各地での勝利が続いているとのこと。
つまり、戦闘による実力行使も行っているようです。
ということは、貴族に牛耳られている城や町を襲って、その拠点を奪い取り、人々を開放するのが戦術の一つなのかもしれませんね。
しかしながらこれほどまで強力であるはずの革命軍がまだ世界政府を相手に革命を成立させられていないことを考えると、海軍の兵力はまさに氷山の一角である…という事実が見え隠れしてきますね。
自由海賊、革命軍、世界政府といった三つ巴の戦いがどのように展開されていくのか、これからの物語が非常に楽しみです。
【スポンサーリンク】
バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!