【ワンピース】「王の条理」とは何か、悪魔的市民とイチジの感覚!

839話では、1・2・4の考え方とサンジの考え方が正反対であることが語られた。

ジャンプ発売から数日、バトワンなりに色々と“王の条理”に思いを巡らせてみたつもりだ。

今回は“1・2・4・ジャッジ側”の立場から“サンジこそ不条理である”という価値観について触れてみたい!

誤解を招かないように一応補足しておくけど、以下の考察を踏まえた上でもバトワンはサンジ側の考え方寄りであることをあらかじめ伝えておく!

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王の条理とは何か、悪魔的市民とイチジの感覚!

王には王たる条理がある。

イチジはサンジに対してこれを断言した。

正直839話を断片的に読んだだけでは、いまいち理解しきれないことかもしれない。

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ワンピース839話より引用 王には王たる条理があると断言するイチジ!

イチジ・ニジ・ヨンジ・ジャッジの考え方が同じベクトルに向いていることは確か。

そんな中でサンジだけが違うんだ。

王の条理から外れたサンジの考え方を、イチジは“多数弱者の戯言”と一刀両断した。

サンジの思想とジェルマの思想の相反するポイントは今のところ以下だ!

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ワンピース839話より引用 相反する思想を語るサンジ

このカットではサンジがジェルマに反感を持っている理由が明確になっている。

  • 食に敬意を払えない
  • 女に手をあげる
  • 部下を人とも思わない

これがサンジの理念に反するのだという。

でも、よくよく考えれば1・2・4はサンジと同じ日に生まれたわけで、彼らが重ねてきた年月はサンジのそれとイコールで結べるんだ。

当然ながら葛藤や悩みもあったと思うし、挫折の中から見出したものや学んだこともあるだろう。

彼らが日々の生活の中から培ってきた“王の条理”に本格的に迫ってみよう。

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悪魔的な市民を統治するために必要なもの。

今回は結構難しかったけど、ジェルマの心に寄り添うと少しづつその核心が見えてきたような気がする。

やはり鍵となってくるのは以下のカットなんじゃないかな?

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ワンピース76巻より引用 市民による復讐の対象になるドフラミンゴ一家

人間宣言を行って地上に降りてきたドンキホーテ・ホーミング聖。

武器も持たず、人々に歩み寄ろうとした男とその家族を、ドレスローザ市民ははりつけにした。

何がなんだかわからずに大人に従っているはずの子供まで無差別に、数にまかせて吊し上げたんだ。

ドフラミンゴが何をした?

当時のドフラミンゴは周囲の大人たち(天竜人)のやることを真似て来ただけだ。

正常な判断能力なんて、当時の彼にはなかったはずで、そういう相手まで“復讐の対象”として吊し上げてしまった。

この事件は当然ヴィンスモーク・ジャッジの耳にも入っていたことだろう。

そして確信を深めたはずだ。

「一般大衆と王族は絶対に相容れない」

この事件は果たして“天竜人の侵した罪”だけが問題だったんだろうか?

バトワン的には他にも色々なことがトリガーになっていると思うんだよね。

  • 極端に広がる貧富の差
  • 権力・圧迫に対する民衆の不満

他にも“周りがやってるから”といった理由で一緒になって“無防備になった天竜人一家”を吊し上げた人物もいるだろう。

この事件を見てジェルマは「ダメだコイツら…」と判断したのかもね。

誰かしらが統治をしないと、世界の秩序は保たれない

誰かしらが統治をしないと、世界の秩序は保たれない。

でも、誰が統治しても一般市民の一部からは文句を言ったり暴動を起こそうとする人物が現れる。

王族・一般市民・海賊、どこに所属していようが“気に入らなかったら暴れようとする”みたいなヤツは一定の割合で現れるんだ。

そしてそれらが結託すると、ホーミング聖のような事件に発展する。

そんな人々を統治するためには“武力で諦めさせること”が必要だとジェルマや王族たちは判断したんじゃないだろうか?

武力で常に圧力をかけていないと、ドンキホーテ・ホーミング聖の二の舞いにされかねない。

武力で常に圧力をかけていないと、ナメられたり好き勝手言われて暴動を起こされ、平穏な世界は保たれない。

民衆に対して「逆らうとこうなるぞ」という恐怖を与えることによって、支配者層であるジェルマは“平穏”を生み出そうとしているのかもしれないね。

そして、その“平穏”を生みだすためにはまだまだ“戦争”が必要だと判断しているのかもしれない。

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ワンピース839話より引用 レイジュの言葉が核心を突いている!

凶暴で悪魔的な側面を持つ一般市民を統治しなければ、世界に平穏なんて訪れない。

そのためにはまだまだ破壊しないといけないシステムが多く存在する。

だからこそ、ジェルマは“戦争屋”として“王の条理”を貫いているのかもしれないね!

バトワンは一般市民側の人間だからジェルマの思想に寄り添うのはなかなか難しかったけど、こういった条理の元に動いているのであれば、彼らの行動も理解できる。

サンジの思想は美しいと思うけど、こういった側面から見れば“理想論”寄りに見えてくるかもしれないね。

その他のジェルマ一家はあくまで現実主義って感じなのかも。

ジェルマ一家とサンジの会話を簡単にまとめると以下のようになるんじゃないかな?

ジェルマ「戦争をうまく利用して金を集め、武力を高めていかないと“平穏な世界”なんて訪れない!」

サンジ「戦争屋、ご苦労なことだよ!でもレディとか仲間に暴力を振るうのはクソのやることだろ!」

ジェルマ「民衆には適度に暴力で恐怖を与えておかないと暴動を起こされるから、ある程度の横暴で恐怖を与えるのは必要なことだ!」

サンジ「もっと他の方法があるだろが!話し合ったりすれば必ず理解できる!」

ジェルマ「それが出来ないことは歴史が証明している!お前の優しさは犠牲者を増やすだけだ!」

サンジとヴィンスモーク家の間では上記のような思想の違いが描かれてくるような気がしてならない!

こうやって見てみると、ジェルマの王族としての条理の核心はめちゃくちゃ興味深いところだ!

サンジの理想論のほうが好きだけど、実際のところ現実的な“理想の世界”とはどんな感じなんだろうか?

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