涙を流して野心を語り、その野心は今にも闇に葬られようとしている。
そんな状況下で、ジャッジに対しては色々と思うことがあるし、人それぞれ受け止め方&反応は違うと思う!
ってことで、今回は“ジャッジに対する否定的・ザマァ見ろ的な立場”に立ちつつも彼の言動を探り、それに対してさらなる意見を述べていきたいと思うよ!
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まな板の鯉・ジャッジに対する否定的見解、彼が悪ならばどうなっても良いのか?みたいな話!
今回の864話で描かれたジャッジは以下のような感じ。
自分の野望・願望がビッグマム海賊団に裏切られて、まさに“まな板の鯉”状態って感じだよね。
この時のジャッジの反応は同情に値するも、論理的に考えて自業自得である…という解釈をする人も多いみたいだ。
ワンピース864話より引用 ジャッジの涙をどう解釈すべきだろう?
ジャッジはサンジを徹底的に利用してきたし、ビッグマム海賊団に対しての忠誠心もイマイチな感じだった。
ジェルマはもっとマム達に献身的に接し「ジャッジは有能だからそれなりに優遇してやろう!」と思わせるべきだったかもしれないね!
あくまで“対当な取引”であるかのように振る舞おうとしたことが、今回の一件に繋がってしまったともいえるだろう!
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ジェルマはこのまま消されるべきか?
これらの点を総合的に考慮すれば、たしかに「ジャッジに泣かれても困る」と考えることは至極自然だし理解できる。
しかし、ここでは少し冷静な判断をしてみたいかな?なんて感じるところだ!
ここからは意見を一転させ、ジャッジの肩を持つ方向に思考を展開してみたいと思うよ!
確かにジャッジはマヌケだったと思うけど、それはイコールで今回の「公開処刑的なアレが許される理由」と結び付けられるんだろうか?
ワンピース864話より引用 ひらすらマヌケだったジャッジと、それをあざ笑うペロスペロー!
ジャッジの意識が甘すぎたのは一目瞭然で、この点に関してはもはや議論の余地がないところだろう。
相手は世界で最も影響力を持つビッグマム海賊団、少なくとも“こうなった時にどうするか”の対策は講じておくべきだったんじゃないかな!
しかしともあれかといって、ジャッジがマヌケであることは、今回864話で描かれたような“非人道的な辱めを受ける正当な根拠にはならない”んじゃないだろうか?
ジャッジは酷いやつで、とてもマヌケで、実際に悪いこともしまくってきた。
しかし、ビッグマム海賊団の振る舞いは、それに輪をかけて猟奇的な印象を受けてしまうというのが正直なところ!
ジャッジを裁くのがもし仮に「真実の正しさに基づく正義」だとするならば、今回のジャッジに救いの道は無いだろう。
しかし、ジャッジという悪を裁こうとしているのは、別の悪だったりするんだよね今回は。
そう考えると一概に「どんまいジャッジ!」で片付けられる問題じゃないような気がするかもしれない!
もしジャッジを悪として裁き、正当な報いを与えるとするならば、その裁きを与えるのに相応しいのは少なくともビッグマム海賊団ではないんじゃないかな!
したがって、ジャッジに対しては本来なら「一旦この場から救出し、真実の正しさのもとに再度裁き直される必要がある」みたいな感じだと思う!
まぁ、ワンピース世界だと海軍・世界政府もアレだから今度は「真実の正しさとは何か?」みたいな問答に帰結してしまいそうだけどね!
そのあたりに関してはまた、別の機会で!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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