【ワンピース】もうひとつの上昇海流?エネルの「幸せの定義」を考えてみたい!

バトワンは、物事には全て“起源”があると思っていて。

特に、大きなことを為そうとすればするほど、その動機は“なんとなく”じゃ物足りないんだ。

だからこそ、エネルの方舟・マクシムに関しても、何らかの“強い根拠”を感じてならない!

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限りない大地へ、エネルの「幸せの定義」を考えてみたい!

エネルがスカイピアに現れたのは、当時と比較してたったの6年前だという。

シャボンディ以降の3D2Yで2年の月日が経過しているから、リアルタイムでいえば8年前ってことになるね。

エネルがスカイピアに訪れた目的は後に触れていくけど、スカイピア経由で“限りない大地(フェアリーヴァース)”へと向かうことだったと考えるのが最もナチュラルだと思う。

27どこぞの空島
ワンピース27巻より引用 6年前にどこぞの空島から現れたエネル。

エネルはどこぞの空島から現れた人物だ。

そして、ご存知の通り“ゴムの存在”を知らなかった点を踏まえると、青海での経験は皆無だと思う。

既に滅びた空島“ビルカ”で生まれ、空伝いにスカイピアを訪れ、あっという間に侵略してしまったのがエネルという人物なんだ。

ちなみにさらに昔…400年前のスカイピアは以下の様な感じ。

27巻400年前
ワンピース32巻より引用 400年前のスカイピア。

400年前のスカイピアの人々は、時折ノックアップストリームに乗ってくる“地上のモノ”を神の贈り物と考え、大切に扱っていたみたいだ。

この感覚はきっと、青海未経験のエネルにとっては理解できる範疇だろう。

いや、この感覚が激化したのがエネルの軍団なのかもしれない!

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限りない大地へ!

スカイピアでの激闘のあと、エネルは月へと舵を取った。

このあたりはファンタジー感がすごいところだけど、以降のエピソードで必ず影響してくるよね。

単純に考えれば、エネルの狙いは“大地”であることは明白だろう。

32エネル
ワンピース32巻より引用 エネルは限りない大地に憧れ、それを目指した。

もし何のヒネりもなく、エネルの狙いが“大地”だったとしても、それがイコールで彼の“幸せの定義”と結び付けられるかといえば、答えはNOだと思う。

また、青海…つまり大地のある世界を知らないはずのエネルが“大地に憧れる”ということはそれ自体が不自然だと思うんだ。

全く知らないものに憧れるなんて、出来っこない。

そう考えると、エネルの育った空島にもまた、スカイピアのように“上昇海流(ノックアップストリーム)”に似たような現象が起こっていた可能性があるのかもね。

エネルの育った空島でも、何らかの形で“大地からの贈り物”を享受してきた歴史があるのかも。

彼がわざわざスカイピア経由で“限りない大地(フェアリーヴァース)”を目指した意味を考えると、なかなかに興味深いと思うんだ。

また、滅びる前の彼の故郷を考えることによって、エネルの“幸せの定義”を紐解く重大な鍵になってくるような気がする!

ちなみにウルージが休息をとっていた空島“バロンターミナル”も廃墟と化していたよね。

仮にエネルがバロンターミナル辺りを経由し、各地の空島を滅ぼしながらスカイピアに辿り着いていたとしたら…。

エネルがどのような経緯を辿ってスカイピアにたどり着いたのか、なんだかめっちゃ気になってくるね!

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