【ワンピース】アポカリプスのカレンダー、世界を蝕む悪意あるパラダイム!

ビッグマムの娘にローラに似た人物が登場したり、サンジの家族らしき人物が登場してきたりと、気になる点がどんどん噴出してきているわけなんだけど、今、バトワンは違う所を見ているんだよね。

ローラに似てる!とか、サンジの家族!といった部分は当然気になるんだけど、現段階ではそれ以上考察の余地が難しい気もする。

違う、そうじゃなくて、バトワンはもっと全体の背後関係が気になるんだ!

ビッグマムとジェルマ66の政略結婚…結婚そのものに目が行きがちだからこそ、バトワンは“もっと違う部分”について考えていきたい!

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アポカリプスのカレンダー、世界を蝕む悪意あるパラダイム!

前のページでは、ジェルマ66の立ち位置について考えてみた。

色々と可能性はあると思うんだけど、ジェルマ66・戦争屋というのは、影で蠢く寄生虫のような存在なんじゃないか?というのが今の見解なんだ。

世界政府に寄生するのが得策ならば世界政府の傘下に入る。

ビッグマムに寄生するのが得策ならばビッグマムの傘下に入る。

それを躊躇なく選択できるのがジェルマ66という組織なんじゃないか?と考えているんだよね。

ジェルマ66・戦争屋という存在は、一見すると世界政府と対極の存在のように感じる。

でも、実は全く同じ価値観を持ってもいたりもするんだよね。


ワンピース60巻より引用 天竜人・世界政府の価値観は、ステリーの思想にも影響を及ぼしていることが判明した!

上記カットでもそうだけど、例えばステリーって嫌なやつだよね。

うん、嫌なやつっちゃ嫌なやつなんだけど、そこじゃないんだ、問題点は。

ゴミ山焼却の件を見ても明らかなんだけど、ステリーの様な価値観を持つことは、世界政府加盟国の貴族・王族にとって当たり前のことなんだろう。

そして、ジェルマ66は戦争を裏から操り、兵器を売って富を集める戦争屋。

相反する存在のように見えて、奇妙に重なる価値観が、確かにそこには存在する。

「彼らは 人を人とも 思っていない。」

いや、奴隷制度を黙認しているくらいだから、厳密には家畜程度には思っているかもしれないけどね。

これがジェルマ66と世界政府の共通点として挙げられてしまうんだ。

真っ当に考えれば、ジェルマ66のような存在がいることによって、世界政府は秩序を乱されて困るはずだろう。

しかし、彼らの価値観は共通しているため、“ある種の取引”が成立する可能性があるはずなんだ。

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持ちつ持たれつの世界政府と戦争屋

ジェルマ66と世界政府の間に“相反する利益”“共通する価値観”があったとすれば、どのような取引が成立するだろうか?

バトワンが考えるに、ジェルマ66と世界政府同士で示し合わせた“予定的戦争”が行われる可能性が充分にあるんじゃないかと思うんだよね。

世界政府としては、ジェルマ66に好き勝手に戦争をやってもらうと困るわけだよね。

自分たちの贔屓(ひいき)の国もあるわけだし。

対してジェルマ66としては戦争が起これば起こるほど兵器が売れるし懐が潤う。

ならば、この2つの条件を一気に満たす方法を考えるはずだ。

例えば「世界政府にとって目障りな国同士を戦争させることを、ジェルマ66に許可(依頼)する」とかね。

そうすることによって、ジェルマ66はその国同士を争わせて、兵器利益をあげることが出来る。

さらに、国と国が徹底的に闘って共に疲弊してくれれば、そこに世界政府がまるで“正義のヒーロー”であるかのように割って入り、イカサマの戦争に終止符を打つんだ。

これで、世界政府としては目障りな国を弱体化させながら、その土地の支配権を獲得できるわけだね。

ついでにジェルマ66も懐が潤う。

ジェルマ66と世界政府は敵対しているように見せかけて、裏で手を繋いでいる可能性があるはずなんだ。

だって、お互いに得なんだから。

「皆様、戦争の日程はお決まりですか?」

人を人とも思わない価値観を持つ彼らにとって、目障りな国同士が潰し合う様子は、きっと笑いが止まらないことだろう。

彼らにとっての戦争はあらかじめ開始日と終了日を決めておいて、予定通り行われる自作自演の搾取行動なんじゃないだろうか?

これらの事を踏まえると、戦争のカレンダーは、彼らによって相談され、計画的に進められている気がしてくる。

ジェルマ66がビッグマムの傘下に入る目的は未だ不透明だけど、上記の内容を前提として踏まえて考えることで、ジェルマ66の目的が見えてくるかもしれない!

ジェルマ66は世界政府を見限ったのか?

それともビッグマムにどこかの国の王位を与え、世界政府に加盟させるためか?

どちらにしても裏で蠢く黒い陰謀が渦巻いているだろうことは明確になってくる!

ジェルマ66と世界政府、そしてビッグマムという、相容れないようで共鳴しあう様々な悪意。

これらがどの様な未来に収束していくのか、あらゆる可能性を検証しながら確認していきたい!

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