【ワンピース】カイドウが戦争したい理由とドフラミンゴとの関係性!

795話で百獣のカイドウが登場したことによって、新展開を見せようとしているワンピース。

カイドウの真の目的は“最高の戦争を起こすこと”であると判明しました。

そして、このエピソードからはジョーカーことドフラミンゴとのとんでもない規模の取引が予想されます。

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カイドウが戦争したい理由とドフラミンゴとの関係性!

以下のカットから分かる通り、カイドウの真の目的は“最高の戦争を起こすこと”であるようです。

しかし、より注目すべきなのはその前の台詞。

「こんな退屈な世界壊れてもいい!!!」

という部分であると考えられます。

最高の戦争
ワンピース795話より引用 カイドウの真の目的は世界最高の戦争を起こすこと

このシーンからわかることは以下になります。

  • 何かをドフラミンゴに依頼している
  • “それ”が完遂することで世界最高の戦争が始められる
  • カイドウはこの世界を退屈だと思っている

カイドウの言う世界最高の戦争とは何のことでしょうか?

それを理解するためには、カイドウがなぜ退屈なのか?を考えなければいけないと思うんですね。

そういえば、以前ジャヤで黒ひげが放った一言に以下のようなカットがありました。

あいつらの言う新時代ってのはクソだ
ワンピース第二十四巻より引用 黒ひげはベラミーたちの言う新時代を”クソ”だと断言する

この概念はカイドウの言う”退屈な世界”という表現と同一のものだと考えられます。

そしてベラミーはドフラミンゴを崇拝する海賊。

ドフラミンゴの作る新時代を共に追いかけようとしているのがベラミーであるわけです。

このことから、黒ひげやカイドウの価値観と、ドフラミンゴ&ベラミーの価値観は全く別のものであると考えられます。

でも、ドフラミンゴとカイドウは取引をしているわけで、上記の様に「急げジョーカー」と発言している。

ご存知の通りドフラミンゴは嘘つきですから、カイドウ相手に嘘をついて取引をしている可能性も充分あります。

ドフラミンゴの嘘
ワンピース七十巻より引用 顔色一つ買えず嘘をつくドフラミンゴ

このことから、ドフラミンゴはカイドウを言葉巧みに利用しながらも取引を拡大していこうとしているものの、カイドウの圧倒的武力は脅威に感じている…といった関係性が最もナチュラルではないか、と考えられます。

新時代を望むドフラミンゴと、新時代を退屈だと考えるカイドウ。

違う思想を持ちながらも都合上取引を行っている、というのが現在のところでしょう。

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カイドウもまた時代の残党のひとり…みたいな話!

ドフラミンゴの発言や、悪魔の実をモノに食べさせる技術、人工悪魔の実の技術など、様々な要素を考えると、もはや今のグランドラインはカイドウや白ひげたちが暴れまわった、かつての海とは違うものと変わっていることでしょう。

そして、ドフラミンゴのドレスローザ支配や、クロコダイルのダンスパウダーによるアラバスタ攻略などを考え合わせると謀略・取引を主体とした立ち回りが、世界で力を持とうとしているのではないか?と考えられます。

おれは時代の残党だ
ワンピース58巻より引用 おれァ時代の残党だ…この言葉の真の意味は何か?

取引を主体とした新時代。

悪魔の実の能力も解明され、研究が進められた時代。

それは、カイドウたち時代の残党たちにとっては、「冒険する余地のないつまらない世界」なのかもしれません。

だからこそ上記のカットで白ひげは、「新時代におれの乗り込む船はねェ…!!!」と発言したのでしょう。

カイドウの放った「また生きちまった。うまくやったよ、白ひげのジジイは…」という台詞もこことリンクしてくる部分になりますね。

退屈な時代が訪れるのは避けられない、とカイドウも思っているのかもしれません。

カイドウもまた白ひげと同じように、“自分が時代の残党であり、新時代に乗り込む船がないこと”を悟っている可能性は十分にあります。

よって、最後の死に場所として世界最高の戦争を行いたい…というのがカイドウの狙いなのではないでしょうか。

白ひげやロジャーを見てもわかるとおり、彼らはまさに海の男であり、仁義を重んじる傾向にありました。

しかし、新時代の海賊たちは仁義よりも謀略や取引に重きを置き、さらにそれが世界で力を持つに至ってしまった。

これは白ひげやカイドウ、ロジャーなどの時代の海賊たちにとっては退屈極まりない世界であると考えられます。

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