人にはそれぞれ得意分野がある。
ある人は状況を断片的に見て論理立てて組み立てることが得意だったり、バトワンのように感情や行動のプロファイリングから読み解くのが得意なタイプもいると思う。
単純に優劣をつけるのではなく、こういった“人それぞれの特異性”を踏まえてそれらの考え方に触れていくことが出来れば、見えてくるものは変わると思うし、そのそれぞれから得られるものはあるはずだ!
そんなこんなで、今回はサンジの“得手不得手”について触れていきたい!
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【ワンピース】サンジの持てる得手不得手、または強くなるトリガーについて!
今回のWCIでスポットライトが当たっているサンジ。
エピソード内では全体を通してサンジの暗い過去が浮き彫りになったり、度重なる精神的苦痛によって涙目になる機会が多かった。
いや、ここまで絶望が連続して降りかかるなんて、正直想像もつかなかったよね…!
ワンピース844話より引用 このシーンがサンジ的には一番キツかったかな?
おそらくは上記カットが最もキツいシーンだったとは思うけど、ここでサンジに訪れた苦難を振り返ってみたい!
- 親父から見捨てられたこと
- 兄弟からのイジメ
- 別れたくないルフィ達との別れの決断
- 一度は愛すと決めたプリンの豹変
具体的に最もダメージがデカかったと思われるのが上記の4つ。
で、さらにこれに加えて重圧のようにのしかかった“心労”は以下の2点。
- オーナーゼフが人質に取られているということ
- 爆発する手枷をはめられてしまったこと
この2点はサンジの状況が八方塞がりに見えた要因に密接に関連している感じだ。
これだけの精神的苦痛が重なってしまったら、そりゃ弱々しくも見えてしまうし「救済してあげなきゃ…」みたいな感覚になっちゃうよ…。
しかし、これらは逆から照らせば、全てサンジの“急激かつ大きな成長”にも繋がっていると思うんだ!
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これからサンジが成長しそうな部分に光を当ててみよう!
何故これらの点が全てサンジの成長に繋がっているか?という点について触れてみよう。
例えばそれは、以下の考察でも触れた内容なんだけど…。
◯【ワンピース】コンプレックスが人格を育てる、ベビー5の過去から見えてくるそれ。
これはあくまでベビー5のケースに限った内容だったりもする。
しかし、今回サンジが受けた“精神的苦痛”を元に、コンプレックスの内容を当てはめていくとどうなるだろうか?
今回の一見で“ジェルマと自分のこと”とか“ゼフと自分の関係”とか、色々なことに想いを巡らせる機会があったはずだ。
当然“自分の弱点”についても、嫌というほど考えさせられる機会になったはず。
例えば、今回の件でサンジは“親離れ”などについて考える機会もあったんじゃないかな?
ワンピース50巻より引用 エースにはエースの冒険があると断言するルフィ!
まぁ、結果的に上記カットのあとにルフィはエースを助けにインペルダウンに潜入したわけだけどさ。
とはいえ、この時のルフィのような覚悟は、今のサンジには優しすぎて出来ていなかったはず。
しかし今回問題を突きつけられて「ゼフにはゼフの航海がある」と考える機会も少なからずあったかもしれないね!
もしかしたらある意味この“割り切り”とかが、サンジを精神的にさらに強力な男に成長させるかもしれない!!
精神的な成長が必ずしも戦闘能力のアップに繋がるわけじゃないものの、戦闘面でパワーアップするためには精神的な成長は必要不可欠。
今のサンジは残念ながらゾロのような“無我の境地的な落ち着き”を持っている感じではないけど“誰よりも痛みや苦しみを知った男”として、ゾロとはまた違う強さを発揮してくれるようになりそうな気がしてならない!!
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