サンジを取り巻く2人の女性、ナミとプリン。
厳密にはこれまでサンジとナミが恋人関係になっていたわけじゃないんだけどさ!
しかしサンジはずっとナミに求愛してきたし、読者としては「そういうのもあるのかな?」なんて見てしまうのは仕方ないところ。
そこで今回はナミとプリンの対比についてちょっと思いを馳せていきたい!
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サンジを取り巻く2人の女性、ナミとプリンの対比について。
サンジが心を奪われた2人の女性。
どこまで本気なのかは神のみぞ知る…って感じかもしれないけど、サンジにとって“愛しい”と思う気持ちはどちらも嘘じゃないと思うんだ。
で、その対象であるナミとプリンには、ある意味では対比的な影が設定されているような気がして。
これは少し文章にするのが難しいんだけど、頑張って文字に起こしていこうと思う!
ワンピース846話より引用 サンジはプリンを“幸せにする”と言っている!
細かい部分を上げていけばキリがないんだけど、2人の人物像とサンジの向き合い方には大きな違いがあると思うんだよね。
サンジはプリンを“奉仕して幸せにする対象”だと思っている感じだ。
そして、それと引き換えにってわけじゃないけど、サンジはプリンから“癒やしを与えられる”という関係っぽい。
ワンピース846話より引用 サンジのために涙を流すプリン!
思えばプリンはサンジのために涙を流し、その涙にサンジは心を動かされた(ように見える)。
絶望的な状況の中で、サンジにとってプリンはまさに“女神”のように映ったことだろう。
決してプリンはナミのように自立して強い存在ではないけど、サンジにとって“守るべき人”って感じのタイプかもしれないね。
これが良いことか悪いことかは解釈次第だから個々の判断になるけど、少なくともこの関係は“プリンによる癒やし”がバックボーンになってるんじゃないかな!
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ナミという女性像について!
じゃあ、今度は“ナミ”という女性像とサンジについて考えてみよう。
ナミはとてもじゃないけどサンジに対して“癒やし”を与えるようなタイプじゃない。
どっちかというと“ケツをひっぱたいてでも引っ張っていく系”なんじゃないかな!
ワンピース844話より引用 ナミに癒やしは求められないね!
プリンはサンジの心を癒やしてくれるのに対し、ナミはとてもじゃないけど癒やしとは程遠いタイプ。
むしろナミはプリンより何倍も“自立した女性”って感じで、サンジがいなくても生きていけそうな感じ。
そこに「ナミさんはオレがいないとダメだ」といった感覚は絶対に起こらないだろう。
でも、だからこそ今度はそこに“互いに支え合う関係”が生まれるとも考えることが出来る。
こうやって見ていくと、プリンとナミの大きな対比は以下。
- 男が女を引っ張っていく(プリン)
- 男も女も平等に力を合わせて歩んでいく(ナミ)
どっちもどっちで良いところがあると思うからアレだけど、今のサンジにはプリンのほうが合ってるような気がしないでもない感じだよね!
とはいえサンジがプリンとくっつくとサンジ奪還が超難しくなってしまうわけなんだけど…。
夢と愛のどちらが大切なのかっていう選択と並行して起こっている“どのような恋愛関係が理想なのか?”っていうちょっと哲学的な問題。
そういった側面を意識しつつナミとプリンを対比して読んでいくと、また新たなる気付きに辿り着けるのかもしれない!!
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