【ワンピース】ジェルマ66、戦争屋とは何か?戦争屋の概念を踏まえ考察していく。

ワンピース815話で明らかになってきたサンジの出生の秘密。

ペコムズの話によると「ジェルマ66(ダブルシックス)って名は知らねェか? 別名を”戦争屋”」「そのトップに居るのがヴィンスモーク一家 ボスが”黒足”の親父なのさ」とのことです。

また新しい単語が出てきましたね。

一体「忍者の雷ぞう」はどこにいってしまったのでしょうか。

ジェルマ66、戦争屋というキーワードが重要になってくる模様ですので、今回は戦争屋という概念についてまとめつつ、謎の組織「ジェルマ66」について考えていきます。

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ジェルマ66と戦争屋。あるいはヴィンスモーク家について

まず、ペコムズの発言により、ジェルマ66というのが「実在する組織」であり「戦争屋」であることがわかりました。

では、まずは戦争屋という概念について簡単にまとめていきます。

戦争屋とは何か?

戦争屋とは、主に金銭的利益や、戦争行為による快楽を得る為に、戦争をしている人物および組織を指します。

戦争ビジネス、兵器ビジネスに関してはドフラミンゴも加担していたようですが、戦争ビジネスにおける金銭的利益の上げ方について、以下に簡単に記していきますね。

登場組織は3つ。

これを仮にA国、B国、C国とします。

A国とB国は実際に争う国で、C国は戦争屋です。

C国が利益を経済的利益をあげるための方法は下記です。

  • A国とB国を争わせる火種を作る
  • A国に武器を販売する
  • B国が負けそうになったらB国に武器を販売する
  • B国が逆転したらA国に武器を販売する
  • A国もB国も負ける訳にはいかないから武器を買い続けるしかない
  • 戦争は長引き、C国の武器は売れ続ける
  • C国は武器を調達し、A国とB国を争わせて武器を売るだけで儲かる

といった感じですかね。

類似したやり方として「ある地域にわざと病気を蔓延させ、あらかじめ用意していたワクチンや特効薬を売りつける」などという方法もあると思います。

また、過去のワンピースのエピソードから予想出来るのは「ある地域をあえて干ばつ(水不足にして)植物を根絶やしにし、アラバスタのダンスパウダーのような”雨の降る粉”や、野菜・食物の種を売りまくる」といった手段も戦争屋ならやってしまいそう。

上記の2つは「治安の悪化→国民の戦争への意識が高まる」という意味で、戦争の火種を作るのに適していそうです。

そういえば以下のカットで花の国の八宝水軍もこんなことを言っていましたね。


ワンピース73巻より引用 戦争屋の影がチラつく花の国!!

あと、プロデンス王国のエリザベローのところも戦争中でしたね。

つまり、花の国、プロデンス王国は少なくとも戦争中。

たとえばの話、

  • 花の国とプロデンス王国に戦争の火種を作り争わせる
  • 花の国に武器を売る
  • プロデンス王国に武器を売る
  • この武器を作っていたのがドフラミンゴ

なんて背景もあるかもしれませんね。

ちなみに以前の803話では武器の原料とされる酒鉄鉱の存在が確認されています。


ワンピース80巻より引用 酒鉄鋼が武器の原料のひとつであることが判明した!

この酒鉄鋼が武器製造に絡んでいることは間違いないですからね、戦争屋・ヴィンスモーク家と酒鉄鋼の関係もこれから語られるかもしれません。

ちなみに酒鉄鋼の考察はこちら

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ドフラミンゴは「ジェルマ66」のメンバーか?

ここで気になるのが「ドフラミンゴはジェルマ66のメンバーなのか?」ということ。

バトワンとしてはドフラミンゴは「ドフラミンゴ・ファミリー幹部でありながら、ジェルマ66の一員でもあった」のではないかな、と予想しています。

というか、ジェルマ66が闇のルートなんじゃないか?と思っているほど。

このあたりは考察と予想がつながってきた感じがして非常に面白いですね。

ドフラミンゴがジョーカーで、カイドウの部下に存在している「三人の公害」のうちの一人がジャック。

そして、ジャックは非常に好戦的で、ゾウを滅ぼすためにシーザーの作った毒ガス「KORO」を使用した‥つまりソレを持っていたわけです。

このことを考えると、ドフラミンゴとジャックの根が同じである可能性もあるかもしれませんね。

しかしながらドフラミンゴの呼び名は「闇の仲介人(ブローカー)」であることを考えられると、ジェルマ66に関与していたとしても、深入りはしていない…といった感じなのかも。

シーザーに作らせた武器をジェルマ66に橋渡しするための仲介人…といったポジションなのかもしれません。

80ドフラ手綱
ワンピース80巻より引用 ドフラミンゴの意味深な発言!!

ドフラミンゴはこのカットでかなり重要なことを言っていますよね。

この「世界の怪物たち」という表現の中には、カイドウやビッグマムはもちろんのこと、戦争屋ジェルマ66、ヴィンスモーク家などの組織、人物たちも含まれていることでしょう。

また、ドフラミンゴはこのような予言もしています。これはきっと的中するのでしょうね!

覇権争い80
ワンピース80巻より引用 ドフラミンゴは海賊史上最大の覇権争いが始まると予言した!

「海賊の歴史上」という言葉に惑わされて見落としていましたけど、この覇権争いはきっと、「海賊王を決める争いとか海の覇権とかいう意味ではない」ですね。

海賊が力を持っている時代なのは確かですが、この発言の真意は、天竜人の座がすげかわる可能性や、今のワンピースの世界システム、世界政府の統治システムなどが根幹から揺らぐということを意味しているに違いありません。

戦争屋として影で蠢くジェルマ66が今後どのようにストーリーに関連してくるか、非常に楽しみですね。

余談ですがこのジェルマ66、サンジ天竜人or世界貴族説でもとりあげた、サンジェルマンから来ているのかも。

このあたりも関連性を考えながら読んでいきたいものですね。

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