サンジにとっての“女を蹴らない理由”がついに明らかになったね!
今回の842話によると、この価値観はオーナーゼフに教わった流儀なのだという。
今回は、レイジュの問いにサンジが「恐竜の時代の流儀だ」と答えた理由と、それを思い返すサンジの胸中を、少しだけ掘り下げてみたい!
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ゼフの騎士道と恐竜時代の流儀、サンジの胸中のひとつなぎ。
レイジュに「あの騎士道はどこで?」と聞かれた時、サンジはゼフのことを思い出していた。
女のコックを欲しがるクルーたちに「女のコックなぞいらねェ!」と怒鳴りつけるゼフ。
この時の会話の流れで、サンジは“女は蹴ったらダメなんだ”とゼフから学んでいる!
ワンピース842話より引用 ゼフに教えてもらったこと!
ここで注目したいのは“明確な理由についてゼフは全く語っていない”ということ。
女は弱いから…とか、そういった理由は一切なく「ダメだからダメなんだ!」の理屈で頭ごなしにサンジを叱りつけている。
でも、この時のサンジには、これがなんだか嬉しかったんだと思う。
それが以下のカットから伝わってくるようなきがするんだ。
ワンピース842話より引用 サンジは頭を抑えながらもちょっと嬉しそう?
タンコブだらけの頭を抑えながらも、少し嬉しそうな複雑な顔をするサンジ。
サンジはジェルマを出て行く時、実の親父に「(出ていってくれて)助かるよ」という、心ない言葉をかけられてしまった。
あの時サンジは号泣したんだ。
やっぱなんだかんだいって“親の愛情”に飢えていたんじゃないかな、きっと。
だからこそ“親の落とし前”というフレーズが嬉しかった。
ゼフの言葉の端っこに、頑固でぶきっちょながらも確かな愛情…みたいなものを見出したんじゃないかな。
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サンジの騎士道と、恐竜時代の流儀。
回想シーンは終わり、レイジュの問いに対して「恐竜の時代の流儀だ」と答えるダンジ。
サンジにとって“女性を大切にする”というのは、騎士道でありながら恐竜時代の流儀でもあり、頑固親父・ゼフとの約束でもあるんだろうね。
ワンピース842話より引用 恐竜時代の流儀
ちなみにバトワンとしては、サンジの騎士道にはゼフ以外に“お母さんのこと”も関係していると思っている。
サンジのお母さんが病弱であること、サンジが国を去る前に他界してしまっていたこと。
現時点でサンジはレイジュに対して“恐竜の時代の流儀”とだけ伝えているけど、母親の影響があったことは間違いないはずだ!
お母さんがいたからコックになろうと思ったわけだし、彼女の存在がサンジの原点となったことはもはや疑いようのない事実だろう!
ワンピース841話より引用 お母さんとのやりとりは、サンジにとってひとつの原点!
そしてお母さんだけではなく、他の様々なものに導かれて今のサンジが作られていると思う。
超ムカつくクソ親父だけど、ジャッジがいたからジェルマを出ていこうと決断出来たし、レイジュがいたから実際に出て行くことが出来たんだ。
また、オービット号に逃げ込んだからゼフと出会えたし、ゼフがいたから人として大切なことを沢山学ぶことが出来たんだと思う。
そして、ルフィ達一味と出会うことも出来た。
これらはすべて“ひとつなぎ”になってサンジを構成していると思う!
それらのパーツをひとつひとつ丁寧にを辿っていくと、その全てがサンジの騎士道を形作っているように見えてきてしまうところだ!
色んな困難を乗り越えてきたからこそ、今のサンジがそこにいるわけで。
今はサンジにとって“最悪の流れ”が続いているけど、これを乗り越えることでサンジは確実に今より何倍も強くなるだろう!
過去の呪いを乗り越えて、さらに骨太にパワーアップしたサンジの活躍を楽しみにしたい!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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