【ワンピース】マゼランも覚醒か?悪魔の実“覚醒剤”とインペルダウン!

作中で世界最大&難攻不落の大監獄としてそびえ立つインペルダウン。

ルフィはエースを救出するためにたった一人でインペルダウンに潜入し、世界的大犯罪者を大量に脱獄させました。

これはルフィの起こした世界的大事件の中でも5本の指に数えられるほどの事件であり、政府にとっても麦わらのルフィの脅威を再確認した事件となったことでしょう。

で、その際に登場したゾオン系悪魔の実の覚醒

クロコダイルの発言と、ドレスローザ編でのドフラミンゴの発言から再度注目を浴びるようになった大監獄インペルダウンを再度確認、考察していきます。

ゾオン覚醒56巻
ワンピース56巻より引用 ゾオン系悪魔の実の覚醒を語るクロコダイル

このカットが後に重要な意味を持つことになったわけです。

【スポンサーリンク】

マゼランも覚醒か?悪魔の実“覚醒剤”とインペルダウン!

クロコダイルが上記のセリフを放ったのは、インペルダウンの獄卒獣について説明する時でした。

獄卒獣とは、ご存知のように巨大化した動物のような姿をしており、その破壊力、スピード共に相当な戦闘能力を持っているわけです。

獄卒獣56
ワンピース56巻より引用 ゾオン系の覚醒はこんな感じ

これまでのグランドラインでも、新世界においてもそうですが、こんな化物は他に一人しか出てきていません。

それが下のカットです。

暴走チョッパー43
ワンピース43巻より引用 チョッパーが暴走した雰囲気はまさに正気を失った獄卒獣のようだ

そう、チョッパーの暴走が“それ”ですね。

ゾオン系能力者は、人間(元のベース)寄り、中間、動物寄り…の3種類の変形ポイントを持つことが知られています。

獄卒獣は、モデル”コアラ”、モデル”シマウマ”、モデル”サイ”あたりを食べた人間であると考えるのが自然でしょう。

そしてチョッパーはヒトヒトの実を食べたトナカイなわけです。

そして、変異後はどちらかというと悪魔の実の動物に近づいた形態で巨大化している傾向があることがわかります。

ランブルボールが必ずしも悪魔の実を一時的に“覚醒”させる薬品とは限りませんが、もしそうだとしたら。

悪魔の実を覚醒させる薬品が存在するとしたら、ということです。

この仮説を真として、インペルダウン編を振り返ると、様々な謎が一気に紐解けるのではないか?と考えています。

【スポンサーリンク】

悪魔の実は人為的に覚醒させられるのではないか?

上記のカットを見て分かる通り“覚醒”悪魔の実の能力者がこんなに一箇所に集結している…しかもドフラミンゴのように才気があるようにも思えない…。

これだけでも“悪魔の実を覚醒させる薬品”が存在するのではないか?と考えたくなるものですが、ここに加えて署長がマゼランです。

マゼランは覚醒しているのか?

マゼランの覚醒については様々な説がありますが、バトワンとしてはマゼランは“パラミシアなら”覚醒していると考えています。

その根拠は以下に述べていきますが、そのためには2つの仮定を用意しなければなりません。

高確率:ドクドクの実=パラミシア

まずはマゼランのドクドクの実の能力がパラミシアである可能性。

ルフィのゴムゴムのバズーカが見事に腹に決まってダメージを与えていますから、マゼランはパラミシアであると考えるのが妥当な所だと思います。

ルフィは武装色の覇気もこの時点では使えていませんでしたからね。

で、パラミシアの覚醒は以下のように、ドフラミンゴが説明してくれています。

パラミシア覚醒詳細785話
ワンピース785話より引用 ドフラミンゴによるパラミシアの覚醒の説明

ドフラミンゴ曰く、能力は稀に覚醒し、己以外にも影響を与え始める、とのことです。

これに該当するカットが存在しています。

マゼランヒドラ54
ワンピース54巻より引用 マゼランが覚醒していると考えられる根拠①

この能力はロギアなら容易いかもしれませんが、パラミシアだと不可能だと思われるレベルです。

ドルドルの実のMr3なら類似した動きは取れるのかもしれませんけど、流石にこの規模は異常。

他にもベノムロードなどの技も持ちあわせており、環境に影響を与えヒドラ化させている可能性が高いと考えるのが自然ではないでしょうか。

ベノムロードに関しても以下のように出したヒドラを毒の道に変えることで移動しています。

ベノムロード54
ワンピース54巻より引用 マゼランが覚醒していると考えられる根拠②

このカットを見ても分かる通り、この規模でのパラミシア能力の影響は明らかに異常。

これは環境を毒に変えている、という可能性を感じざるを得ません。

【スポンサーリンク】

低確率:ドクドクの実=ロギア

また、低確率でドクドクの実=ロギアであるという考え方も出来ます。

この場合は「ルフィが無意識に武装色の覇気を使用していた」という条件付きになってきますが。

しかし、ルフィは覇王色に関しても無意識で何度か使用していますし、また“いざというときに脅威の攻撃力を持つ”性質がありますから、これは武装色の覇気の影響なのかもしれないと考えるのは自然なことだと思います。

仮にマゼランがロギア系であり、ルフィの無意識武装色によって打撃有効になっている、ということであったとしても、マゼランの技には不可解な部分が多いわけです。

その代表が以下の地獄の審判となります。

地獄の審判56
ワンピース56巻より引用 マゼランが使用した必殺技、”地獄の審判”本人の質量を遥かに超えている

この技も含め、マゼランの技の多くは実体の質量を大幅に超えていることが特徴です。

確かにドルドルの実のMr3も身体からロウソクを出すことが出来るので、自分の実態の質量を超える部分はアルかもしれませんが、マゼランのそれは遥かにその規模が異常であるといえます。

特にこの地獄の審判に関しては以下のエネルの必殺技、2億ボルト雷神(アマル)とどことなく似ているような気がしますね。

2億ボルトアマル32巻
ワンピース32巻より引用 2億ボルト雷神(アマル)は他のロギア能力者には使えていない形態にも思える

ただし、この描写を見る限り、マゼランの実態は確かに残っているのに対し、エネルは実態がカミナリと同化しているので、やはりマゼランがロギアである可能性は薄いような気がします。

以下のカットでもシーザー・クラウンはマゼラン=パラミシアと判断しているようですしね。

一緒にすんじゃねェよ68
ワンピース68巻より引用 シーザー・クラウンはマゼラン=パラミシアと判断している模様

また、もしロギアであったとしたらエネルの「雷の化身」のような感じで「毒の化身」になってるわけではありませんから、覚醒している可能性は薄いと考えられます。

【スポンサーリンク】

インペルダウンには覚醒した能力者が多い理由を考察

ここまでの話を一旦まとめると大監獄インペルダウンには、

  • 覚醒したゾオン系能力者が大量にいる
  • マゼランはパラミシアっぽいし、覚醒してるっぽい

ということになります。

ドフラミンゴの上記の発言を元に考えると“稀に覚醒する”ということですから、ここまで覚醒した人間が密集しているのは明らかに不自然なわけです。

そこで考えられるのが、上記でも説明した悪魔の実を覚醒させる薬品の存在。

この薬品と、その概念が存在しているとすれば、辻褄が合う部分が多く発生します。

ランブルボールによるチョッパーの暴走が、もし覚醒だったとしたら、類似した技術を世界政府も持っているのではないでしょうか?

ランブルボールというのは“単なる薬品名”であり、その中の何らかの成分に政府も気付いていた…としたらどうでしょう。

ただし、チョッパーとは別の経路で研究をしていたため、チョッパーとは少し違う特性を持った形で覚醒してしまう…という相違点はあるかもしれませんね。

あくまで世界政府の薬品…という説は考察の域を出ませんが比較は以下のようになります。

チョッパーの薬と世界政府の薬(現状まだ仮説の域)の比較

  • チョッパーの薬品…ランブルボール複数個で覚醒するランブルボールの発明(一定時間で元に戻ってしまう)
  • 世界政府の薬品…悪魔の実が覚醒する薬品の発明(半永久的に覚醒し続けてしまう)

過剰な力42
ワンピース42巻より引用 ランブルボールは3つ使うと暴走する、という根拠。またこのカットは「ランブルボールに含まれる成分のうちの何か」を服用すれば似たような効果が得られることも示唆しているはず。

このように“得られる効果は同じだけれども、その効果時間が違う”みたいなことが起こり得るはずです。

そんな薬品の開発に世界政府が成功していたとしたら、インペルダウンに覚醒した能力者が集結しているのも頷けるところ。

また、この技術があれば、ドフラミンゴのように才気のある者でなくても、一般の兵士にゾオン系の悪魔の実を食べさせ、薬品を服用させることで覚醒したゾオン系悪魔の実の能力者を手軽に増産することも出来ますね。

もしかしたら世界政府にはこの技術が既に確立されているのかもしれません。

【スポンサーリンク】