以前の考察でも触れたけど、もし人の心が海のようなものだったとしたら、そこに潜る時に帰ってこれる保証なんてないんだ。
でも、今回の845話ではハッキリ、サンジの心に潜ろうとした人がいる。
プリンちゃんは腹をくくったね、本気でサンジの深い部分を迎えに行こうとしている感じがしてならない!
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人の心に潜る時、帰ってこれる保証はない。だけど彼女は…。
今回のプリンの泣き顔はかなりインパクトが強かったと思う。
普通に「良い子だなぁ〜」とも思うし、それより何よりバトワンには“プリンの強さ”に鳥肌が立ってしまうところだ!
プリンはサンジを好きになる覚悟を決めた。
バトワンにはそう見えて仕方がないんだよね。
ワンピース825話より引用 プリンはサンジを好きになる覚悟を決めたはず!
そういえば少し前の話。
ちょうど最近発売された83巻で描かれた、以下のカットを覚えているだろうか?
プリンはこの時ルフィたちに地図を描いてくれたんだ。
プリンのセリフに注目して欲しい。
ワンピース83巻より引用 プリンのセリフに注目して欲しい!
このカットを踏まえると、プリンはサンジを好きになることを躊躇していたと思う。
性格も外見もめちゃくちゃサンジを慕っていて、それでも“今なら忘れられる”と判断したんだ。
なぜなら、この時プリンは“サンジは仲間の元に戻ろうとしている”とうことを知っていたから。
ならば“これ以上好きにならないように”と自分の心にストッパーをかけていたんだと思う。
これは、冒頭の通り“海に潜る例え”で言うならば、いつでも海面に戻れる命綱のような役割を果たすものだと思うんだ。
でも今回の845話で、プリンは“その命綱を自分で切った”わけだよね。
命綱をつけていては届かない場所に、サンジの心があるとわかったから。
自分が傷付くリスクを侵してでも、好きになると決めたんだ。
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サンジの心に恐る恐る歩み寄る姿。
プリンはとても勇気ある人。
これ以上深く潜ってしまって、サンジを好きになってしまったら、きっと引き返せない。
引き返す時には相応の苦しみを味わう必要があるだろう。
でも、それでもサンジの心に届くまで潜ってみようと心に決めたんだと思う。
ワンピース825話より引用 サンジの心に恐る恐る歩み寄る姿
サンジの心に恐る恐る歩み寄るプリン。
ここで「私との結婚は地獄にはさせませんよ!!」なんて言ったらどう思われるのか?
サンジを“好きになろう”と決めて歩み寄っても、拒絶される可能性がチラつけば、その恐怖は計り知れない。
上記カットにはそういった“プリンの恐れ”が表現されているような気がする。
好きになると決めてしまえば、きっと“受け入れられるor傷付く”の2択になってしまうだろう。
それでもサンジの境遇を聞き、好きになろうと決断したことは、本当に勇気あふれる行為だとバトワンは思う!
ワンピース825話より引用 結婚しようと告げるサンジ
そして、プリンの思いはサンジまで届いた。
サンジの心に触れられるところまで、一応潜ることができたんだ。
まだまだこれから物語がどう転ぶかはわからないんだけど、プリンの心に寄り添うならば“このままサンジと幸せになってほしい”って気持ちも生まれてきてしまったというのが正直な話。
どちらに転んでも痛みを伴う分岐点。
それぞれの想いがバラバラに交差して、もつれていく感覚を強く感じてしまう!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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