【ワンピース】妖怪・化物・出来損ない…存在理由を奪われた子供たち4選考察!

いや、ダメでしょこういうことやっちゃ!

そんなふうに思うことを簡単にやってしまう大人が、世の中には存在する。

人の価値観だから仕方ないっちゃ仕方ない部分もあるのかもしれないけど、その被害が社会的弱者である女性や子供に及んでしまうこともあるわけだね。

ってことで今回は、ワンピース世界における子供たちについて、バトワンなりに触れていきたいと思うよ!

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妖怪・化物・出来損ない…存在理由を奪われた子供たち4選考察!

今回は基本的に“存在価値を奪われた子供たち”にスポットライトを当てていきたいと思っている。

これは以下の考察とも連動している感じだ!

【ワンピース】悲劇の子供たち4選考察、世界は痛みで溢れている!

しかしともあれ今回は、プリンの過去が明らかになったことでこの“4選”は更新されることになった…と思う!


ワンピース862話より引用 三つ目が原因でイジメられていたプリン!

三つ目であることを理由にイジメられていたプリン。

この経験があったことは彼女にとって“人格が大きく変えられる出来事”だったわけだね!

イジメの経験とか心的外傷的なアレは、多くの場合人の人生に良くか悪くか影響を与えることが、プリンの一件を見るとよくわかる!

で、次は以下の“少年ドフラミンゴ”にも触れていきたい!

民衆に襲われるドフラミンゴ
ワンピース76巻より引用 民衆に追い回される少年ドフラミンゴ

天竜人だけど“人間宣言”して、ほんらいあるべき“平等の場所”に降りてきたかつてのドフラミンゴ一家。

でもその結果、その不幸な天竜人の一家は“復讐のシンボル”とされてしまったわけだね…。

これに関しては以下の記事でもまとめてるけど、市民のほうがむしろ怖い!

【ワンピース】「王の条理」とは何か、悪魔的市民とイチジの感覚!

上記の内容は、ドフラミンゴが“単なる悪役”と断じきれない理由のひとつだね!

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痛みの経験が悪い方向へ出なかったケースについて!

さて、後半では痛みの経験が悪い方向へ出なかったケースについてふれていきたい!

まずはロビンの一間から見ていこう!


ワンピース61巻より引用 ロビンも妖怪として虐げられていた!

年齢的にはさほど変わらない同年代の子どもたちや、賞金を狙う大人によって妖怪として扱われた経験を持つロビン。

出会った直後はけっこうドライな印象があったロビンだけど、こんな経験をしたらそりゃ人間不信がデフォルト…って感じにもなるよ本当に!

麦わらの一味と出会えたことによってこの経験も“ロビンを形成する一部”にんなったと思うけど、それがなかったら今頃全く違う人物になっていたかもね!

で、ラストはサンジ!


ワンピース840話より引用 サンジも虐げられていた子供たちの一人だ!

サンジに関しては実の父親に「生まれなかったことにしたい」とまで言われ幽閉される…という経験をしてきた経緯がある。

この時の生活はきっと苦痛以外のなにものでもなかっただろう!

また、大人のように“基本的な常識”が構築される前段階での幽閉だったと思うから、この出来事はサンジの持つ“当たり前”という感覚にも大きく影響を与えたかもしれない!

今回ピックアップした4つのケースはワンピース世界における代表的な“存在理由を奪われた子供たち”の典型…って感じだね!

彼らの苦しみについて考えると胸が締め付けられる思いだけど、彼らがこれらの痛みを糧にして成長してきたことは間違い無さそうな気がする!

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