【ワンピース】幸せで残酷な記憶、4発目の食いわずらい&癇癪について!

食い物の怨みは恐ろしい…なんて言葉があるけど、マムに関しては一段とそう!

何度も食いわずらいを発症している感じだけど、ついにおそらく4回め(?)みたいな感じだよね!

これまでは“セムラが引き金”になっている可能性が高いと思っていたけど、どうやらそうとも限らない部分もあるようだ!

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幸せで残酷な記憶、4発目の食いわずらい&癇癪について!

度重なる食い物の怨み、細心の食いわずらいは以下だ。

両目がグルグルと渦を巻き、怒り狂うマムの様子が禍々しい!

WCI編ではもう何度もこの“食いわずらい”が登場してきたわけど、これはマムにとってこの発作がいかに深刻かということを物語っていると思う!


ワンピース872話より引用 食いわずらいを発症するマム!

食いわずらいの約半分は“過去回想”で描かれた感じだけど、この頻発っぷりはよほどの事態。

マムにとって食いわずらいが、彼女にとって“切っても切り離せない精神的特性”になっていることもなんとなく伝わってくる!

ウェディングケーキが台無しになったという現実に耐えられないということ。

そしてそれを暴れ狂うことで解消しようとするスタンス。

それはもはや大物の器とは言い難いような気もするんだけど、マムに関してはその我儘を強引に通してしまう力があるわけだね…!!恐ろしい!!

で、次に触れてみたいのは以下のクロカンブッシュ事件の時のこと!


ワンピース829話より引用 懐かしのクロカンブッシュ事件!

この時のマムはクロカンブッシュを求めて暴れ狂っていた。

幼少期、セムラを積み上げて作られたあの幸せな誕生日ケーキのことでも思い返していたのだろうか。

それとも、無尽蔵に沸き起こる甘いものを欲する食欲が彼女をこの暴挙に駆り立てたのか。

その理由はもうしばらくの間、語られることはなさそうだ!

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幸せで残酷な記憶!

後半では過去の食いわずらい&暴走に触れてみよう。

まず最初に触れたいのは以下のカット。

これはセムラを求めて暴れた、古き日のリンリンの様子だ。


ワンピース867話より引用 セムラを求めて暴れ狂うリンリンの様子!

セムラを求めて暴れ狂うリンリン。

この時の食いわずらいはリアルタイムのマムがクロカンブッシュを求めていた時に近い要素を感じるものだ。

腹が減ったし、甘いものが食べたい。だから暴れるし、強引にでも手に入れようとする。

これは暴挙と言えば暴挙だけど、マムの精神性を考慮に入れれば納得できる行動であるともいえる!

しかし、ラストに触れる以下のカット周りだけは、これまでの食いわずらいとは全く違う要素に包まれているから、ちょっと簡単にスルーすることが出来ない感じだ!


ワンピース867話より引用 嬉しすぎて涙が止まらなくなるリンリン!

嬉しくて幸せで、涙で前が見えなくなった。

あの時あの場所で一体何が起こったのか?

この時のリンリンの精神状態には「食べたいけど食べられない」といった抑圧は無かったはずだ。

にもかかわらず彼女は正気を失って、カルメル&羊の家の子供たちを全て食いさらってしまったかのように見える。

全ての描写が“食い物”に関わっているんだけど、厳密にいうと少しづつトリガーが違っている感じ。

これらには一貫性が無いように感じる部分も少しあるんだけど、逆に「一貫性がない」という点で一貫しているのもまた事実。

もしかしたら“四皇ビッグマム”の恐ろしさのひとつは“食べ物が絡むと、いつ・どこで・どのような理由で暴れ始めるか誰も予想がつかない”というところにあるのかもしれないね!!

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