フィルムゴールドの“ステラ”もまた天竜人の奴隷だったわけだけど、ハンコックも似たような感じだったんだろうね。
現在のハンコックを見る限り、外見的な損傷は背中の焼き印意外に見られないし、わりと大切に扱われていたのかな?
でも、外見が綺麗だからといって、それは痛みの記憶とは比例しないと考えるのが自然だと思う。
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心的外傷フラッシュバック、ハンコックの「幸せの定義」とは?
ハンコックの“幸せの定義”を考えていくにあたって、ルフィへの恋心は必須だろう。
彼女はルフィと共に歩みたいと思っているし、出来れば結婚したいと考えてるんじゃないかな?
彼女がどれくらい“結婚”というものを理解しているかは別としてね。
ワンピース54巻より引用 ハンコックは完全にルフィに恋い焦がれている!
上記のカットを見てもわかると思うけど、ハンコックは完全ルフィに骨抜きのメロメロになっている。
これまで分厚い氷の壁のように閉ざしていた心を、ルフィいよって溶かしてもらった…みたいな感じなのかもしれない!
でも、彼女の心が溶かされたからといって、それが彼女の“痛みの記憶”を消してくれるものではないと思うんだ。
ワンピース54巻より引用 過去の記憶が彼女を苛む!
ハンコックがこのように涙を流した。
強く心を持っていたに違いないだろうに、涙がこぼれてきてしまったんだ。
これはきっとハンコックの記憶が相当に痛い部分まで食い込んできている可能性を示唆していると思う。
最悪、考えたくないけど“天竜人の子供を何人か産まされている”くらいの記憶があったりしてね…。
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幸せの定義に触れてみよう!
ハンコックには、今の彼女からは想像もつかないような“痛みの記憶”が死神のようにまとわりつていると思う。
だからこそ、ハンコックはルフィに対して抱いた“恋心”の効果をよりいっそう強く感じることができたんじゃないだろうか?
悲しみと喜びは、多くの場合ひとつの心の中に同居できない。
痛みの感情に必死に抗い続けてきた彼女は、ルフィに対する恋心を抱くことでやっと前を向くことが出来たのかも。
当然ルフィの“器の大きさに惹かれた”のは間違いないと思うけど、それはあくまできっかけに過ぎないような気がするんだよね。
モンキー・D・ルフィという男に惹かれた結果、自分の心のなかを埋め尽くしていたドス黒い感情が嘘のように消えた。
ルフィのことを思っている間だけは、黒い感情や痛みの記憶と決別できる。
つまり、ハンコックはルフィに“心を救われた女性”って感じなんだね!
単なる恋愛キュンキュンとかとは違う次元でルフィを思っているような気がするなぁ。
バトワン的には、彼女にとっての“幸せの定義”とは、単なる恋心とか恋人関係とは少し違うところにあると思ってるんだ。
きっとそれは、ルフィという存在とともにあるときに初めて“純粋な女性としての自分”を自覚・実感できるという点が最も大きなポイントなんじゃないだろうか?
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バトワン世界の歩き方を追記!
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