カタクリの鍛え抜いた見聞色の覇気。
未来視すらも可能にするカタクリの見聞色は、非常に強く戦闘に貢献しているといえるだろう!
厳密にいうとそこに“ちょっとしたバグ”が生じる可能性もあると思うんだけど、今回はその辺りについて交えつつ考えていければと思うよ!
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武の真骨頂、見聞色と「三つの先」について!
今回の内容はTwitterのフォロワーさんから教えてもらったモノを、バトワンなりに整理しつつ考えていきたいと思うよ!
まずこの考察の骨子にあるのは武道における「三つの先」という考え方。
自分でもあとで調べてみたんだけど、武道には以下のような考え方があるという!
さらに掘り下げると他にも先々の先(せんせんのせん)とかも言葉としてはあるようなんだけど、主要なのは上記の3パターンっぽい感じ。
未来を視てから攻撃してくるカタクリに対しルフィが対策するとすれば、どの反撃が適切なんだろうか?
ワンピース883話より引用 ルフィの攻撃が見事カウンターとして決まったシーン!
上記は883話のルフィの攻撃が見事カウンターとして決まったシーンなんだけど、この時の様子を見る限りではルフィが反撃を狙うと判断したタイミングは「後の先」辺りになってくるとの指摘。納得!
カタクリが攻撃を開始してから、どう反撃するかを判断・決定するまでの時間があまりに早すぎて分析するのが難しいけど、先の先や対の先では判断として“早すぎる”んだよね。
実際に、カタクリのモーションから攻撃を予測して回避を試みたケースでは、回避先を予想されて狙い撃たれている感じ。
なので、ルフィとしてはうまく「後の先」を取りながらギリギリでカタクリを追い詰めるか、見聞色そのものを封じるかの二択…ってことになるのかな?
本来ならば後の先よりも対の先、対の先よりも先の先のほうがシビアなタイミングが要求されるんだけど、未来が見えるカタクリ相手では「よりシビアな後の先」が求められる…って感じだろうか!!
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生じる可能性のある「バグ」について!
後半では冒頭で触れた「ちょっとしたバグ」について触れていこう。
「見聞色によって少し先の未来を見ることで、相手の次の攻撃に対応する。」
これがカタクリの特徴なわけで、厄介な理由のひとつでもある。
でも、相手の行動を予想する方法って他にもあるんだ。
たとえば「相手が右手を大きく後ろに振りかぶってきたら、右拳で殴ってくる可能性が高い」…など、状況に応じた“流れ”の中から、次の動作を汲み取る手段もあったりすると思うし、これは見聞色とは別の性質を持つ手段のひとつだ。
見聞色が“瞬間”を見るのに対し、こういう実戦の勘みたいなのは“流れ”を読むもので、得られる結果は近くとも「性質は真逆」だと思うんだよね。
カタクリは見聞色によって“少し先の未来”を予想できる。
しかしその能力を実戦に応用したら、全く解釈が変わってくる感じかもしれない!!
上記の仮定を元に考えるなら、見聞色じゃ「遅すぎる」可能性も出てくるからだ!
極めて近い未来を連続で予想し、ダイレクトに対応していく“実戦の勘”と、数秒後の未来を予想してからプロセスを逆算していく“未来視”では、結論に至るまでの思考ステップが違う。
ゆえに、今回のように目まぐるしく展開していく強者同士の戦闘に限定して言うならば、きっと「未来視のほうがムダが多い」と考えることが出来るんじゃないかな!!
また、カタクリも優秀な戦闘能力を持っている人物だから、きっと実戦の勘も備わっているはず。
では、見聞色で見えた「少し先の未来」と、実戦の勘によって予想した「次の瞬間」がどうしても繋がらないようなトリッキーな展開が訪れたらどうなるだろう?
未来が見えてしまうことが逆にカタクリの思考を一瞬鈍らせ、バグのように思考停止させてしまう可能性だってあるはずだ!
そしてルフィの戦闘経験&スピード感なら、その一瞬の隙で決定打を与えるのは難しくないはず…。
もしかしたら2人の戦いの間には、このような駆け引きが行われてるのかもしれないね!!
今回教えてもらうことで見えてきた「3つの先」や「見聞色についてのアレコレ」は今後の考察でもめっちゃ応用していける気がするなぁ!!すごい!
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