【ワンピース】生ける伝説・老兵達の全盛期の強さってどのくらいだったのかな?

ワンピースの醍醐味のひとつとしてバトワンが楽しみに追っているのが“世界の先輩たち”の姿なんだよね。

と、いうのも、大海賊時代がスタートしてから結構時代は流れているんだけど、“大海賊時代”と同じくらい大切なのが“ロジャーの時代”だと思うんだ。

大海賊時代が切って落とされたのはゴール・D・ロジャーの処刑の時なわけで、そこに至るまでのドラマを経験しているのは、現在それこそ“老兵”と呼ばれる世界の先輩たちだと思うんだよね。

そこで今回は、そんな“老兵”というフレーズにスポットライトを当てて考察してみようと思うぞ!

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生ける伝説・老兵達の全盛期の強さってどのくらいだったのかな?

“海軍の英雄”とまで呼ばれていたガープなわけだけど、これまでの言動を見る限り、何度もロジャー達と戦ってきたことは間違い無さそうな気がするよね。

特にその中でも、レイリーには色々と苦しめられていたんじゃないかな?

51ガープ
ワンピース51巻より引用 ガープは海軍の英雄だったことが知られている!

上記のカットでは、白ひげとレイリーの2人を“伝説”と評価している。

白ひげとレイリーの2人が屈指の実力だったことは否めないけど、それと渡り合ってきたガープの実力もまた、並大抵のものじゃないことがわかるよね。

ガープは自由にやるために地位を放棄した海兵なわけだけど、実力だけでいけば元帥になれてもおかしくないレベルなのかも!

冥王シルバーズ・レイリー

で、次に考えてみたいのはシルバーズ・レイリー。

ルフィに対して覇気の扱いを教えたことを考え合わせると、レイリーは指導者としても非常に優秀なのは間違い無さそうだよね。

レイリー初登場
ワンピース51巻より引用 レイリーは生ける伝説にほかならない!

自分自身をオークションにかけたりと、なかなか突拍子のない行動をするレイリーだけど、ロジャー海賊団の中ではゾロみたいな立ち位置で船長を支えていたのかも知れない。

と、考えると、もしかしたらいずれゾロにも“伝説”と呼ばれる日が訪れるのかもしれないね!

当時のレイリーの強さは今となっては予想の範疇を出ないけど、やはり新世界屈指の英雄の一人であることは間違いないはずだ!

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白ひげエドワード・ニューゲート

金銀財宝を探し求める海賊が多い中“家族”を求めて海を旅した大海賊、白ひげ。

マリンフォードの頂上戦争でその生涯を終えることになったけど、多くの夢を実現して幸せだったに違いない。

59白ひげ
ワンピース59巻より引用 白ひげはまさに“生ける伝説”意外のなにものでもない!

上記カットでは最後の最後まで戦場を駆け抜けて、仁王立ちで大往生するという漢気あふれる死に方をした。

自分の可愛い息子たちを守るために戦い、戦場で命を落すというのは、白ひげにとって理想の死だったかもしれないね。

残された側はとても悲しいけどさ。

好きな酒を飲み、海賊として大海原を駆けまわる。

可愛い息子たちを見守る傍ら、時には旧知の赤髪などが挨拶に来る。

これってきっと「白ひげにとって理想的な生涯だったんだろうなぁ」と今になって思うんだ。

仏のセンゴク

で、ラストに取り上げたいのが元・海軍元帥センゴク。

元帥の座を降りて大目付になり、すっかり気楽な身分になったのと引き換えに、たったの2年で随分老けた。

髪の毛もすっかり真っ白になっちゃったし、張っていた気が少しは緩んだのかな。

センゴク80
ワンピース80巻より引用 センゴクもすっかり老けてしまった…!

センゴクはヤミヤミ+グラグラの両能力を持った黒ひげに対して、衝撃波による一撃をお見舞いしており、実力・強さ共に海軍最強クラスだったことは間違いないだろう。

ただ、今のセンゴクをみる限り、その“強さ”というのも彼の肩に背負った“責任と重圧”に支えられていたものなのかもしれないね。

一線を退いて大目付になったことだし、センゴクには少しゆっくり休んで欲しいと思う。

いつか、あの時の話を。

それぞれの“老兵”たちについて考察してきたけど、ここから先がバトワンにとって“本当に書きたかったこと”なんだ。

彼らは海賊とか海軍とか、それぞれの立場を背負って追ったり追いかけられたりしていた。

時には激しい戦闘になったこともあるだろう。

でも、こうやって「一人の人間」としての彼らを見ていると、みんなそれぞれに立派なんだ。

そう考えると、もし出会う形が違ったなら、一緒に酒を酌み交わすことも出来たかもしれない。

同じ時代を戦ってきたからこそ、奇妙な信頼関係のようなものが生まれたものかもしれない。

もし、彼らが違う形で出会っていたらどうなっていただろうか?

もし、彼らが天国で再会したらどうなるだろうか?

これはバトワンの勝手な憶測なんだけど“きっと尾田栄一郎先生は死後の世界は描かない”と思うんだよね。

だからこそこのあたりは読者それぞれの解釈になってくると思う。

今頃ロジャーと白ひげは、天国で一緒に酒でも飲みながら生きた時代を懐かしんでいるんじゃないだろうか?

52ロジャー
ワンピース52巻より引用 酒を酌み交わす白ひげとロジャー。今頃あの時のように美味い酒が飲めてるだろうか?

上記のカットは過去の回想シーンだけど、2人とも色々と話をしながら酒を飲むのが好きみたいだ。

敵味方に分かれて戦ったあの日を思い出しながら、互いに冗談を叩き合う。

天国ならばいつか、そんなことが出来るかもしれないね。

白ひげ「あの時てめェが奇襲してくるとは思わなかったぜ!グララララ!」

ガープ「ぶわっはっはっは!そりゃ奇襲も戦略、恨みっこ無しじゃ!」

センゴク「レイリー、お前も食うか?(おかきを差し出す)」

レイリー「いや、オレはコイツ(酒)があればいい」

いつか彼らが天国で再開したら、そんな会話をしているような気がしてならない!

…って、ガープ、センゴク、レイリーはまだ生きてるけどね!

といっても、彼らが思い出話に花を咲かせつつ、酒を飲んでる場面はいつか見てみたい気がするぞ!

そんな日がいつか訪れるのを、ロジャーや白ひげもきっと楽しみにしているに違いない!

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