今回のWCI編のテーマのひとつであると考えられる、親子関係。
ゼフ・サンジ・ジャッジの複雑な関係も重要だし、マム・シフォン・ローラを含むビッグマム海賊団の親子関係も神妙だ。
しかしここにきて、しっかりもう一人“良い感じの親父”が登場したじゃないか!やるなベッジ!
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背を向けるジャッジと満身創痍のベッジ、親父2名の振る舞いについて!
今回まさに、良い感じの親父として存在感を発揮したのは、他ならぬカポネ・ベッジだろう!
頭目、頭目…ってことで、船長チックな雰囲気も強かったけど、本当にベッジは子分たちを「我が子のように」考えているっぽい感じ!
残虐非道な一面を持っている西の海のマフィアも、家族の契を交わしたならば、その仁義は徹底して貫く…といった感じだろうか!
ワンピース870話より引用 良い感じの親父じゃないかベッジ!
目の前には世界有数の脅威であるビッグマム。
しかもかなりブチキレまくっている状態で、シフォンもゴッティもヴィトも結構ビビってる感じ。
そんな中で黙って先陣を切り、盾となって家族を守り続けるベッジ…もう主役級じゃないかコレ!!
血のつながってない子分に対し仁義を通す親分・ベッジだけど、ジャッジは何をしとんだ!もう!!
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血の繋がった子供に愛想を付かされたジャッジ…彼はその背に何を思う?
そんなベッジの熱い親子関係を目の前で見せつけられたジェルマ。
この流れから、ジャッジは全員の眼の前で「血の繋がった子供に縁切りを迫られる」というハメになってしまった。
マムもジンベエが抜けると言い出した時に「親子の盃を返されるのは親の恥」とか言ってたけど、ジャッジは血が繋がっているぶん一層キッツいだろうね!
まぁ、自業自得だとは思うけどさ…ジャッジの場合!!
ワンピース870話より引用 この振る舞いを見てジャッジは何を思う?
しかしともあれ、上記のカットではジャッジの中にもいくつか覚悟が見て取れるようにも解釈できる。
彼はこの展開に流れてなお「出来損ないに借りなど作らない」と背を向けた。
でも、同時に「東の海にも近づかない」とも約束しているんだ。
サンジの主張を受け入れながら、サンジを出来損ないと評する意見は貫こうとしたジャッジ。
少し美化し過ぎかもしれないけど、この行動はどこか「息子に縁を切られた情けない親なりに、最後に何か出来ることはないか…と考えた結果」のようにも解釈できる気がするところだ!
またTwitterのフォロワーさんから「出来損ないと言ってる時点で、ジャッジはサンジを息子と認めている気が!」という指摘ももらったよ!これも納得!!
ぶっちゃけこの辺りはかなりシビアな精神描写だから、結構汲み取りにくい部分だとも思うけど、言葉の端々に深い意味合いが盛り込まれている感じがニクイね!
ベッジの親父っぷりとジャッジの親父っぷりは全然違うものだけど、今回の件でジャッジもきっちりケジメが付けられると良いなぁ…なんて思う!
それぞれが「父親として出来ること」を探した結果が今であると考えてみるのもまたひとつ、この場面の心理を切り崩す一つの角度なんじゃないだろうか!!
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