799話にて、「自ら目を塞いだ」ことが明確になった藤虎イッショウ。
彼は見たくないものを見たため、と言っていましたが、これは一体何なのでしょうか。
少し考察してみます。
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藤虎の見たくなかったもの
彼は七武海制度を撤廃しようとしています。
それは、彼の行動原理に”七武海制度を撤廃”しなければならない何か、が存在している事は明らかですね。
おそらく目を塞いだことと関係があるのではないか?と思っています。
それでは、彼が七武海制度を撤廃しようとしている理由は何なのでしょうか?
七武海とはそもそも何か?
ウィキペディアから引用すると、
世界政府によって公認された7人の海賊たち。収穫の何割かを政府に納めることが義務づけられる代わりに、海賊および未開の地に対する海賊行為が特別に許されている。
海軍本部、四皇と並び称される「偉大なる航路(グランドライン)」三大勢力の一角。
-wikipedia-
と記されています。
そう、物語の前半でも出てきましたが、「七武海が存在する事で世界の均衡が保たれている」わけです。
七武海は世界政府側の勢力であるわけですね。
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世界の均衡を崩そうとしている?
こちらの記事を参照していただけると理解しやすいと思いますが、世界には、
1.秩序を求める人々=支配体制の維持(世界政府)
2.自由を求める人々=革命軍、四皇の一部、麦わらの一味など
3.混沌を求める人々=黒ひげ、ドフラミンゴ、シーザー・クラウンなど
の3種類の信念を持つ人間が存在すると考えています。
で、それぞれが、四皇、七武海、世界政府に一定の割合で存在しているということです。
もしここから七武海(世界政府側)の存在を撤廃してしまったらどうなるのか。
世界が 2.自由を求める人々側に傾く と考えられるのです。
そこで起こるのはおそらく革命に違いありません。
ここで登場するのがワンピースのテーマである“自由”です。
そして自由の反対は“支配”。
世界を支配しているのが世界政府であることから、その背後には天竜人がいると考えられます。
つまり、支配=世界政府=天竜人vs自由=革命軍&麦わらの一味など、という構図になるわけです。
そして、藤虎は世界政府の下部機関である海軍に所属しています。
さらに藤虎は799話で「立場があるから我慢してルフィと戦っている」といった旨の内容を話していました。
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まとめ
世界の構図、藤虎の行動理由の詳細の予測が立ったところで、まとめに入ります。
おそらく藤虎のエピソードはこうです。
藤虎は革命軍とは別に行動はしているものの、何かしら天竜人の「汚い行為、非道な行為」を見すぎてしまったため、自ら自分の目を潰した。
その後海軍に入り七武海を撤廃させる事で、世界を支配から解放しようとしている。
こう考えるのが彼個人に対して考察するのであれば最もナチュラルであると考えられます。
だとすれば、最終盤で藤虎が仲間に鳴る展開もあるかもしれません。
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