ひとそれぞれ「こういう展開に流れてほしいな〜!」なんて願望はあったと思う。
しかしともあれ、そんな色々な意見の中でもジャッジ・サンジの親子関係は、最もナチュラルで多くの人が納得出来るライン(あるいはそれに近いところ)に着陸したカタチになったね!
人によってはこの展開はベタ…って考える人もいるかもしれないけど、カットの端々に“表現の妙”が輝いていて、考察の余地がタップリ!!
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親子の決別、最も見たかった幾つかのシーンが実現した件について!
ただ単純なだけではなく、シンプルな展開に流れてもそこに“深み”を交えてくるのがワンピースの凄いところ!
わかりやすいだけの漫画なら他にいくらでもあるけど、わかりやすさの中に含まれた「隠し味」こそが、この作品の醍醐味だよね!
今回は最も見たかった幾つかのシーンについて触れたいんだけど、まず最初にチェックしたいのは以下!
ワンピース870話より引用 オレの父親はお前ではなくオーナーゼフだ、と告げた形!
上記カットに関しては、間接的に「オレの父親はお前ではなくオーナーゼフだ」と告げた形。
サンジから直接ジャッジに“離縁”を求める切り口としてはうってつけだよね!
ここにはホント色々な思いが交錯していると思う!
単純な恨み・辛み・憎しみとかだけではなく、他にも皮肉っぽい要素とかも含まれていたかも!
で、以下のカットに繋がるわけだね!
ワンピース870話より引用 胸ぐらをつかんで迫るサンジ!
一件、胸ぐらを掴んでキレかかっているように見えるサンジ。
ただ、このシーンはどことなくサンジも苦しそうに見える場面だ!
Twitterのフォロワーさんの1人が「サンジもずっとこの決別を望んできたんだろうけど、いざ迫るとなると色々あるんでしょうね…」って言ってたんだけど、まさにその通りだよね!納得!!
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一応(他人として)和解した形…ってところかな?
今回の流れでサンジはジャッジの心を徹底的に打ちのめし、離縁の申し出を承諾されるに至った。
これでどうやら“他人として”和解した感じになるのかな?
この流れも最も自然でベタだけど、実際その心に寄り添えば、ここから派生する未来は無限大だ!!
ワンピース870話より引用 自然でベタな表現でも、未来に含みがあるのは凄い!!
現時点で考えられる展開と、シナリオに関する疑問は以下あたりかな?
バトワンとしては、WCI編終了後に完全にフェイドアウトされるであろう「ジェルマ」が、作中で描かれない空白の期間の中で何を考えるか…って部分が興味深いかも!
- これから死地に赴くジェルマ…展開次第ではジャッジに死亡フラグも?
- 彼らは今後サンジとの縁を完全に絶ち、関わらずに生きていく道を選ぶのか?
- 一度「他人」に戻ってしまった親子関係は、これからどうなるんだろう?
今の状態でジャッジが「関係を一からやり直そう…」とかって言い出したら、さすがに「アホか!」ってなる。
でも少し時間が流れて、一度“他人である期間”を互いが認識した上で過ごした時。
ジャッジには過去を悔い改め「親として取れる選択」を選ぶことが出来るようにもなるんじゃないだろうか!
息子であるサンジが「お前なんか他人だ!」と主張したとしても、ジャッジが今回の件を悔い改めて心を入れ替えようと考えるなら…。
そうすれば、遠い未来に再び見せ場がやってくる可能性は無きにしも非ず!なんて思いたいところ!!
サンジのピンチに「お前にとっては他人のままで構わない。私は私の(親としての)責任を果たす!」とかいい出して助けに駆けつけてくれるシナリオとかもアリかもしれないね!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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