今回の832話で明らかになったヴィンスモーク家の総統“ヴィンスモーク・ジャッジ”。
この辺りの動向に関してはバトワンは以前から考察していて、ホールケーキアイランドに父親が到着していることは織り込み済みだった。
で、そうなってくると、やはり気になってくるのはアレだよね?
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G66は世界を切り捨てた?潰される世界会議(レヴェリー)仮説!
そう、各国首脳は世界会議(レヴェリー)に向けて動き出しているんだ。
そして、レヴェリーに参加する権利を持っているのはジェルマ66も同じ。
魚人島に関しては、レヴェリーに参加することを喉から手が出るほどに待ち望んでいた。
それほど影響力のある会議なわけだね、レヴェリーは。
ワンピース823話より引用 レヴェリーへ向かう大物たち!
この中にサンジ似の人物とか時計ヒゲの男とかいるのが気がかりだけど、仮に彼らがジェルマと関係してなかった場合。
ジェルマ66は、これほどまでに影響力のある世界会議に“参加しない”という選択肢を選んだ可能性が生じてくる!
なぜだ?おかしい。
世界で大きな権力を握り続けるためには、世界会議での発言権はしっかりと利用して優位な立場を作るのが定石のはず。
しかし、それをしなかったということは?
これからひとつ、とあるシナリオ予想を公開していこうと思う!
ワンピース823話より引用 花の国のコイツは既に何かを掴んでいる!
まず触れていきたいのは上記の人物だ。
世界を裏から牛耳る“戦争屋・ジェルマ66”は、これまで“架空の軍隊”として世界に認知されてきた。
しかし、ルフィ&ロー&コロシアム戦士たちの活躍でドレスローザが陥落。
これによって、ドフラミンゴの背後に渦巻いていた“世界の闇の尻尾”を掴まれてしまったのは間違いないだろう。
これはドフラミンゴが「オレが世界の大物たちの手綱を引いていた」的な事を言っていたことからもわかる。
ドフラミンゴが“要(かなめ)”だったわけだね。
その要が壊れてしまうことで、闇で蠢く者たちが、日中の光の元に晒されることになってしまった。
上記カットの人物は花の国の王だと思うんだけど、彼に限らず多くの国の人々が“世界政府の闇”に気付いてしまったに違いない!
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ジェルマ66は既に次の手を打っている!
この“ドレスローザ没落事件”は、おそらく想像以上にデカい問題なんだと思う。
ドフラミンゴの元に集まっていた世界の闇に関する情報も、今回の件で表沙汰になってしまったかもしれない。
世界政府は出来るだけジェルマ66との裏取引を表沙汰にしないように、情報を握りつぶしたとは思うんだけど、それでも革命軍の潜伏などで“取引していた国々のリスト”とかも流出してしまった。
ワンピース80巻より引用 酒鉄鋼について報告を受けるドラゴン
革命軍は掴んだんだ。
“世界の闇”の首根っこを。
しかし、その矢先にバルディゴの陥落のニュースが飛び交うことになる。
ワンピース823話より引用 バルディゴ陥落のニュースが新聞を賑わす!
この時点で黒ひげと世界政府の癒着は無かったかもしれないけど、黒ひげたちがバルディゴを陥落させたことを利用して世界政府に接触したのは明らか。
バルディゴ陥落の引き金を引いたのは黒ひげであり、それに呼応して世界政府が駆けつけたんだ。
黒ひげが世界政府にバルディゴの場所を教えたと考えるのが最も自然な流れだと思う。
以降、黒ひげと世界政府がどのような関係を構築していこうとしているのかは、このページでは割愛するけど、これはこれで世界に大きな影響を及ぼす事柄といえるだろう!
一方、ジェルマの対応は?
バルディゴ陥落をエサに、黒ひげは世界政府と接触したはず。
つまり、黒ひげは世界政府に対して“都合良いように動かしたい”などといった、何らかの思惑を持っているはずだ。
そして、今回のバルディゴ陥落のニュースが正しければ、その交渉は一旦決裂してしまっている。
で、一方ジェルマの対応といえばこれだ!
ワンピース829話より引用 表にその名を轟かすジェルマ
これまで“海の戦士ソラ”をスケープゴート(隠れ蓑)にしてきたジェルマが、ここで大衆の前に姿を現した!
これは“隠れ蓑を放棄する行動”であるといえるだろう!
そしてその上、まもなく世界会議(レヴェリー)というタイミングで、0〜4の兄弟&ヴィンスモーク・ジャッジまでもがビッグマムのもとに集結している!
これは暗に“世界政府に見切りを付けた”と解釈することが出来るんじゃないだろうか!
これから先の展開では、世界会議(レヴェリー)が無事に終わるのかどうかも怪しくなってきた気がするぞ!
世界の派遣を手にしようとするのならば、各国首脳が一箇所に集まる世界会議(レヴェリー)は“恰好のターゲット”になるはずだ。
ビッグマムと黒ひげには流石に関連性の糸を見出すことができていないけど、世界会議(レヴェリー)のタイミングに合わせて“世界政府に総攻撃を仕掛ける勢力”が表れてもなんら不思議じゃない展開だよね!
ジェルマはもしかしたら知っているんじゃないだろうか?
世界政府が黒ひげ“マーシャル・D・ティーチ”によって落とされる未来を。
だからこそ世界会議(レヴェリー)を捨ててホールケーキアイランドに集結した。
そう考えると、彼らを取り巻く背後関係の糸が、スンナリと一本の線として矛盾なく浮かび上がってくる気がしてならない!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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