B級11位のスナイパー軍団、荒船隊の隊長である荒船 哲次。
彼はアタッカーとしてもマスタークラスの成績を収めており、ボーダーの中でもかなりの実力者であることは間違いなさそう。
アタッカーランキング、スナイパーランキング共に8000ポイント越えのマスタークラスでありながら、「強化睡眠記憶」のサイドエフェクトを持つ村上の師匠であることでも有名。
肉体派…と思いきや、意外にビジョンがしっかりしている感じで驚かされました。
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荒船 哲次の強さ考察、彼の視点はどこを見ている?
ワールドトリガー11巻より引用 荒船はこんな感じの外見。スナイパーとアタッカー両方できる!
バトワンが荒船を見ていて思うのは「そのうち司令官とか重要なポジションにつきそう」といったところ。
なんというか、他のボーダー隊員と見ている場所が違う感じがするんですよね。
で、そう思った根拠が以下。
ワールドトリガー11巻より引用 荒船が見ているところはこういう未来!
このカットでもそうですけど、荒船の思考はすでに「プレイヤーとして活躍したい」というところから既に抜け出している印象を受けるんですよね。
自分ひとりが活躍する「個の強さ」よりも、集団で戦う強さのほうに重心を置いている感じ。
で、集団を強化するために今は「個の強さ」を磨いている…といった印象を受けますよね。
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1人だといくら強くても限界がある
戦闘モノのマンガを見ていると、特に「個の強さ」に注目が集まりがち。
それに対してワールドトリガーは「個の強さくらいじゃ統率されたチームプレイは崩せない」といった部分を上手に表現しているマンガだなー、と思います。
1人や2人がいくら強くても、集団で連携されたらひとたまりもない。
仮にそれが太刀川や迅であっても集団相手に1人で突っ込めば簡単に「詰み」の状態になってしまう。
そういう部分をリアルに描写してくれているマンガですよね。
で、荒船の「個より集団で強くなったほうが良い」というスタンスはそんなワールドトリガーの世界観だからこそ出てくるものなんじゃないかな、と感じます。
他のマンガだったら「自分が強くならないと!」って流れになりがちだけど、ワールドトリガーは「1人がズバ抜けて強くても意味ない」って感じ。
だからこそ荒船はパーフェクトオールラウンダーの軍団を作ろうとしているんですね、きっと。
誰でもパーフェクトオールラウンダーになれるようなマニュアルを作りたい。って感じで。
これから先の展開で、荒船の作ったパーフェクトオールラウンダー軍団は見れるんでしょうか。
もし彼がパーフェクトオールラウンダー軍団を作るのに成功したあかつきには、きっとボーダーの戦力は思い切り強化され、その功績は高く評価されるはず。
もしかしたらその流れで、荒船が指揮官になる…といった展開もあるかもしれませんよね。
バトワン的には三雲と荒船が今のところ大物になっていきそうなキャラクターナンバー1、2を争っていますが、これからどう展開していくでしょうか。
未来のワールドトリガーが楽しみです。
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