ヴィランのなかでもムードメーカー的な雰囲気を持っていたトゥワイス。
今回の115話では、そんなトゥワイスの葛藤が描かれることになった!
堀越先生はキャラの1人1人に対して相当に深く彫り込んで作っているから、1人1人の魅力がハンパないね!
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トゥワイスの物語、分裂する脳内と葛藤!
ヴィラン連合で行動を共にしている時のトゥワイスはわりと陽気な感じの雰囲気。
口調は支離滅裂で、熱い時には「冷たい」と言い、冷たい時には「熱い」と言う。そんな男だ。
きっと深い裏設定があるんだろうなとは思っていたけど、案の定すごいことになってたよね!
僕のヒーローアカデミア115話より引用 自分の脳内で自分の声が響く!
今回の115話ではトゥワイスの特徴である“支離滅裂”に悩まされる男が終始描かれていた。
自分の中で天使と悪魔が言い争う…みたいな表現ってあるけど、それの“酷いバージョン”って感じだよね。
決裂した意見が明確に響き、何がなんだかわからなくなる感じ。
これはある種の地獄であるといえるだろう。
僕のヒーローアカデミア115話より引用 響く声はどんどん激しく!
自分の中で割れる意見、言葉。決裂する脳内。
どれも自分だしどれも自分じゃない…っていう感覚なんだろう。
さらに、その時の調子によって、その感覚はましていってみたいだ。
1枚めのカットと2枚めのカットでは、明らかに後者のほうが激しくなっているのがわかる!
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「2倍」という個性を持ってしまったがばっかりに…
1つのものを2つにするシンプルな個性、二倍。
これを持ってしまったがばっかりに、この男の人生は大きく狂ってしまったんだろう。
こんな個性があったらそりゃ便利であることは間違いない。
しかし、あらゆる物事は良い側面ばかりじゃないわけで、全て欠点と隣り合わせの表裏一体なんだよね。
僕のヒーローアカデミア115話より引用 自分が自分を殺しかけたという壮絶な状況…!!
自分を増やして自分を使役する。
最初はそれで良いけど、増やした自分も自分自身なわけで。
そんな自分が“誰かを使役したい”という感覚を持ってしまうのは自然なことだ。
“自分を増やしてなんでもやらせる”と考える自分が自分を増やすならば、増やした自分もそう考えるのは自明の理。
これがエスカレートして、上記のような状況に発展してしまった。
結果、彼は壊れた。
包めば一人になれる…!!
“ヴィランは悪い”っていうイメージばかりが先行しているけど、はたしてトゥワイスは本当の意味で悪なんだろうか?
彼の葛藤を知ってしまうと、もはや彼が悪なのか何なのか判断出来なくなる。
包めば一人、包まなければ…彼は彼でいられないんだ。
僕のヒーローアカデミア115話より引用 包めば一人、包まなければ彼は彼でいられない。
行き過ぎた個性を持ってしまったから。
手にした個性を使いこなせなかったから。
それを罪だと言うのならば、トゥワイスはきっと根っからの悪人なんだろう。
でも、きっとそうじゃないよね彼は。
分裂する脳内にもがき苦しみ、ヴィラン連合に逃げ場を求めた男。
それこそが今のトゥワイスなのかもしれない…!!
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